逃げたらあかん逃げたらあかん


 あ”〜嫌だなあ、行きたくねえなあ。やりたくねえなあ。会い
たくないよお。と気が進まない物事は良くありますよね。
こういう時はたいてい逃げたときの方が後を引きます。経験上。
気の進まないことは敢えて早く済ませたほうが結果はイイ。
いやたとえ悪い結果でも後悔はやらないときほど後を引かないよ
うな希ガス。ま、やることは一つの事例につきどっちか一つだか
ら、正確には再現できないんですがね。心理的なことかも知れま
せん。






 と、変な感想を持ったのは政局の話し。麻生さん折角期待を持た
れて総裁に選出され意欲満々に選挙向け内閣を組閣したとたんに、
世界金融崩壊なんかが起きて、同時に支持率も思った程高くない。
おまけに党内で選挙予測したらかなり悪い数字がでた。それでビビ
って躊躇っている内に情勢が更に悪化し、党内までごたつく始末。






 
 もともと選挙向けの顔で小渕さん野田さんなんかを入れ、お友達
で固めた内閣は実務に適してないし、何より調整力がない。それで
閣内バラバラな対応をしてるうちにブレる内閣とか悪口言われて、
更に支持率は悪化の一途を辿っている。こんなことなら乾坤一擲、
冒頭解散して勝負したほうが良かったかな?と思っても既に後の
祭り。おまけにマスコミから言いたいほーだい言われて自尊心は
ズタズタ。総理が読めねえ漢字くらいあったってイイじゃねーかい
とは思えども、お馬鹿ブームはすでに収束気味で、これも人気に
結びつかない。もうこうなったら世界の潮流に逆らって無理に景気
対策をしてもあまり効果は出ないから、弱者対策だけはキッチリと
やって日本再興の礎になって戴きたいですねえ。後世、あの内閣は
改革の行き過ぎを正し、真の改革の礎を作ったと記憶されれば歴史
の意味はあるんでねーの。






 と変な一例を挙げましたが、諸君も逃げることが如何に良い結果
を齎さないかの参考にしてもらえればイイと思う次第です。でもね
実は逃げたほうが正解つう事例もたくさんありますから、人の言辞
はそのまんま信じないほうがよろしいようで。それに自分の経験ぢ
ゃねーと、どの道身にならないっつう厳然たる法則はありますから。

では。