11月5日(水)行列とラーメンとゴッホ

こんにちは。うす曇、ときどき陽射し。大分肌寒くなりました。
公孫樹の木下で無心に銀杏を拾っているおばあさんがいて、見て
いるうちに涙が滲んできた。






 昼は早めに出て、行列のできるラーメン屋に並んでみた。20人
待ち。行列があると取り敢えず並んでみるのは、なにも物不足の国
だけではなくって一種の群集心理なんだろうか。なんかイイことが
ありそうだからとか期待して、期待ハズレだとげっそり。期待通り
だと旨さも倍増かな?今日の?ホゲー




 しかし美術館が混んでるのは箔はつくかもしれんけど、鑑賞には
向かん罠。パンダぢゃないんだから。そう言えばルーブルのモナリ
ザ(現地ではジョコンダとか呼んでたな)の前では画学生が模写で
きるくらいひっそりしてたな。平均的に文化レベルの高い日本人は
評判の高いものには並ぶけど、自分の感性はあまり信じてません。






ふと芸術って何かな?とか思った。やはり人々の気を集めたものが
評価され、価値も上がるという証券と同じような原理なのでせうか。
秘かな熱愛者はいても、世に評価されずに無くなった芸術家はたく
さんいるよね。ゴッホだって生前売れたのはたった1点だけだった
とか。スルーされ続けても熱いこころは維持できるのか。それは
自分に確信があったからかな?






生前は絶賛されて亡くなってから忘れ去られるのと、ゴッホのよう
なケースとどっちがしやわせなのでしょう?カンガエサセルゼ