11月2日(日)スノーボールアース仮説、冬眠は飛躍の基

こんにちは。曇りときどき晴れ。11月に入ると方々で学園祭が始
まりますね。学生さんがゼミより張り切って呼び込みなんかを
やってます。やはし、好きなことをやるってのがイイんだろな。






現実逃れをするには遠いとこやう〜んと昔のことを考えるのが
イイとか。でも、宇宙はあまりにでっかいから、けふは地球の事。
地球は46億年前に出来て、人類は20万年まえにできました。
1億年というと1万年が1万回だから太いよね。その46倍前。





そんでその半分くらい過ぎたころに原生代が始まって6億年
前まで続きました。その原生代の始まりと終わり頃、即ち22億
年前と6億年7億年前頃に地球大氷結が起きたとか。全地球が真っ
白に凍結して海水も深さ1000mくらいまで凍ってしまいます。





もともと地球のエネルギーは大部分を太陽から貰ってます。
その反射が陸や海では7%くらいなのに雲や氷は70%と10倍
あります。地球の氷河は局地から発達し地球の半分くらい覆った
らまた退行して局地だけになるという氷期間氷期をリズミカル
に繰り返してますが、何かのひょうしに揺れすぎて白い部分が
多くなると、太陽エネルギーを殆んど反射して一気に低温化し
−40℃になって凍結します。これは地質調査で3回くらい
あったかな?と思われてます。






ここで、殆んどの生物は大絶滅しちゃいますが、面白いのは
深海とか冷凍保存で生き残った藻類やバクテリアがそのあと
大繁栄することです。1億年くらいで一気に多様化して恐竜ま
で出てきちゃいまする。生物ってしぶといですね。






何故氷結がとけるかつうと地表が凍結されてる間に火山から
細々と炭素が供給され、それが現在のCO2の量の100倍くらい
溜まるると温室効果で一気に40℃以上に上がって、光合成
盛んになり酸素も爆発的に増えるんだって。麦踏みみたいに
地球も苛められるとそれを跳ね返して成長するとか。






こういう地球の大変化から考えると石油での温暖化なんて屁みた
いだと思ってはいけません。こういう変化は100万年、千万年単
位で進みますが、今の人類が引き起こしてる変化は100年で急速
にすすんだから1マソ倍以上のスピードなんです。このスピードに
は自然も人間も社会もついていけないということなんです。




ほんとにね、ゆっくりした変化なら何でもないんですよ。もともと
石油も石炭も太陽が作ったものなんですから。ですから、我々には
スローライフが必要だっちゅうことでやんす。






そこで、ひとついいアイデアが湧き起こってきたのですが、聞いて
くれるかな?温暖化を調和するだけなら地球を白くしちゃえばエエ
んでないの。ペンキでもいいし白い植物や白い藻類を増やしてもい
いし。なにしろ太陽のエネルギーを温室効果以上に反射しちゃえば
いいのだあ。調整し易さなら液晶で地球を覆って、反射/透過を細か
く制御できるようにする。これを太陽発電パネルと共用すれば一挙
両得。グッ・アイデア






って、けふはたらたらと硬い話になりましたが、今騒いでる変動な
んて人間単位100年、民族単位1万年、人類単位10万年でみれば
大災厄ですが、地球単位の1千万年、1億年でみれば何の影響も与え
ないという事です。人間の力を過信しすぎ。なにしろ、本来地球規模
の変化なんて一年に1ミリ動くかどうかってレベルですから、裸の
サルがせっかち過ぎるのさ。テヘ