11月1日(土)星の良く見える夜には、永遠を考える

こんにちは。天気晴朗なれど風つよし。枯葉が渦を巻いて吹き上が
る。夕方から風止み、ヘリコプターの前照燈のような金星がでた。
都会の空は満天の星空には程遠く、宵の明星で感動するのみ。アア






お星様って意外と我らが生活にも密着していますのだ。例えば我ら
のかだらを構成している元素たち。これらはみんなお星様が作った
の。






ビッグ・バンで宇宙が誕生してから137億年。最初の4億年で星が
できたけど、その時は水素HやヘリウムHeという軽い元素だけで
できていました。で星の内部で核融合して少しずつ重い元素もでき
るけど、その内星の寿命がきて超新星爆発が起こりこれらの元素が
吹っ飛ばされて宇宙にばら撒かれガスになる。このときも爆発的に
元素が合成されまする。これらの元素はアストロ・ミネラル塵の
ガスになって宇宙を漂い。また集まって星になる。というお星様の
輪廻が銀河系でも数千回以上起きてます。ここで、いま地球上に
ある元素が作られました。







このお星様の寿命は小さい星ほど長いんだって、太陽は長いほうで、
計算上太陽の0.8倍くらいの星が宇宙の寿命に近く生きている
古星なんだ。それで色々な大きさの星が何の元素でできているかを
スペクトル解析して、古い星ほど軽い元素でできていることが分り
上記のような結論になってるようだ。






だから我々のからだを作っている重金属、希金属は太陽ぢゃなくっ
超新星爆発をしたデカクて早死にした星から送られてきたんだ。
ね、ひっそりと瞬いているお星さまも輪廻を繰り返して、生まれた
り死んだり、また生まれ変わったりと変化をしていると思うと、
わたしたちもその大きな流れの一環なんだと分るでしょ?







これらの話しは、観測をとても良く説明できる仮説だけど、超新星
が何故爆発するのかの機構はまだ完全に解き明かされてはいないの
れす。人類の豆粒のような知識がだんだん脹らんで大きくなって来
ると未知との境界、すなわち分っていない不思議もどんどん風船の
ゴムが伸びるように増えてきて、やがて宇宙は疑問だけで満たされ
てしまうのでしょう。







すなわち、学問は止め処もなく拡大し細分化して膨脹し、やがて
超新星爆発を引き起こすでしょう!(玉虫予測その1)。そして
収縮し統合してまた新しい学問が起こるのです。(玉虫予想その2)
つまり全ては波のように変化変動の中にあり、安定は決してしない
のです。なぜなら我々の存在そのものが宇宙のゆらぎの中から産み
だされたのですから。ジーーン