共感の素についての奔放な考察

こんばんはー。晴れかな、曇りかな、平均してうす晴れ。




「むかしはものを思わざりけり。」とか最近よく思うのですが、
ホントは考えていたのかもしれない。でも全力でものごとに打ち
込んでいるときは、あまり考えないような気もする。考えても
考えなくても結果に大差がなけりゃ、考えなくても良いような、
でも考えなけりゃ後悔するような、自由意志って不便だな!







全ては神の思し召しとか、古典物理的な決定論ラプラスの魔
など)とか、全ての出来事は既に決まっているのだ、つう因果的
決定論と自由意志とは両立するのだ。という一見矛盾する見解が
主流だとかいわれてはいたな。でもね、自由意志といっても行動
の契機というか欲求は無意識から湧いてきて、実際にやるか止め
るかという選択権だけが自由意志だという説もある。







また、個別的には一見自由意志はあるが、集団として統計的に
みれば因果律に従うとか、未来を見れば偶然の集積、自由意志の
遊び場、また過去を眺めれば必然の連続で数千数億の祖先の一人
たりとも欠けたれば現存在はありえないという不思議。だから
個々の存在の自由意志はあれども共通した普遍性つうのも合わせ
持つというところじゃなかろうか。






でね、一人では生きていけない人類の共感や人を思いやるこころ
はどこから出てくるのか?というとこれはミラー細胞という
相手の心をコピーする細胞が脳にあるからだって。つまり相手の
痛みや喜びが理解できる働きつうこと。






これはチンパンなど霊長類やイルカにはあると言う事が分ってい
たが、最近アジア象がミラー・テストに合格したとか。鏡の前に
立たせて1.他の個体と思い威嚇する。2.鏡の裏など調べる。
3.繰り返し鏡を覗く。で、最後に4.あ、そうか俺が映って
いるんだと気が付く。と言う順序で認識するらしい。4.は顔に
目印を書いておいてしきりに気にするようになるかどうかで判定
する。これをマーク・テストと言う。で、最後はそのマークにも
慣れちゃって鏡を見に行かなくなるとこまで含まれているようだ。







しかし、最近の研究では都市型霊長類にこのミラー細胞が欠損し
ている個体が多く発生することが判明し、その原因が何に由来す
るのか究明が急がれているとか。何らかの理由によるドーパミン
報償システムの崩壊が一因かという仮説も取り沙汰されていると
か。異性に見つめられるとドーパミンが分泌されるということは
良く知られている。特に女性は鏡のなかの化粧した自分を見るだ
けでもドーパミンが分泌されるようだ。(どんだけナルちゃん
なんだ?)だから特に男性でパソコンばかりいじっていて女性の
つぶらな瞳でジッと見つめられた経験が乏しい男性に、このミラ
ー細胞欠損による共感欠乏症が発症しやすいとか言われている。
(玉虫仮説その800)




え〜、昨日のスポーツ・ニュースでにしこりが誕生日アーチとか
やっていて、しかも満塁決勝打。すげーなやはしスターだな!と
おもってたらテニスにもホントの錦織(にしこり)がいておどれ
ーた。世界トップ・ランカー相手に善戦したんだって。世の中
けっこう広いですねえ。にしこりなんてAAのネタかと思ってた。




あ〜あ、俺がいてもいなくても雲は悠々と流れていくのだろうな!
と思えば気が楽になるような寂しいような。では、おやすみぃー。