心体問題は進退如何なるべきや

こんばんは。お元気ですか。今日は一転晴れ渡って、穏やかな天気
ですね。でも空は白っぽい春霞。




魂ってあるのかな。魂ってあるといいな。とか思ってました。
でも、どこにあるのかな。心臓か肝臓か脊椎か。脳幹か
小脳か大脳か。前頭葉か側頭葉か頭頂葉か。身体全体に満遍なく
遍在するという説もあるな。





でも、昔は魂ってのは身体とは独立に存在すると考えられていた
んだって。自由な意思に従う心と物理法則に従い実体を持つ体は
別のものだと考えられてきた。精神の働きに重力がかかるとも
思えないから、頷ける意見だよね。






「我思うゆえに我あり」なんちゃって、「思うもの:疑い思惟する
実体は神によって与えられて、唯一確かに存在するものである。」
とかね。でも、神がいなくなるとともに魂も何処かに消え去って
しまった。





「Mind Body Problem」とかいって、精神は身体という舟を
操る水夫なのか、はたまたもって渾然一体としたものなのか。
ず〜っと議論が続けられてきました。で、近年の分子生物学とか
遺伝学、生命科学など、取り分け脳科学の発展によって心身一体
不可分つうのが優勢になってきました。だから「Mind Brain
Problem(心脳問題)」とか言われるようになってますね。





だから「こころ」なんて見た人はいないんだ。それは実体では
無くって単なる思惟作用なんだ。感じ、考え、意志し、判断し
、想像し、記憶する心的な作用でそれを担うのは精神じゃなく
脳だって良いんじゃないの?とかいう考えが生まれてきました。





主に英国の経験論が主導してアメリカに引き継がれている。
でも脳内物質とか脳の機能地図とかの現象をみていると、
さもありなん。とか思うけどね。でもね、たった一段遡って
考えるだけでも、なぜなぜ連鎖にはなかなか耐えられないな。





分かった!脳内化学物質やニューロン・ネットワーク・システムが
感情や思惟の心的作用を生み出しているとしよう。それでは
このような精密なシステムが何故発生したのか。そもそも
生命体は無機質な宇宙で何故どのようにして出現したのか?
全能の神様以外はわっかんないんじゃねーの。プププ





でも、脳の働きの知見が増えてくれば、当面の生活には便利な
応用がイロエロと考えられるのでしょうね。実体とか本質とか
アホなことさえ考えなければ。僕はどっちかっつうと飲めば
すべて暗記できる「記憶の素」とかがほすいな。サプリメント
みたいにいろんな種類があって、「英単語の素」とか「古代
ヒッタイト語の素」とか、あ、ちょとお高いけど「広辞苑の素」とか。
そーしたらみんな勉強しないで遊んでばかりいられるから、グー!





精神が物質に支配されるなんてね、なんか味気ないね。とか
ボヤイても今日も今日とて君のおつむはアルコールの支配下じゃい!
あ〜れ〜♪ではでは、諸君。ごきげんよう
こんなとこが僕の興味の範囲です。でも解決しそうもねーな。




追記:ふと考えたんですが、もうスグ全部デジタルになって双方向
になって、世論調査があっという間に低コストで出来るように
なって、政治がそれに沿って動くようになったら、尤度つうものが
無くなりそうな気がしますね。あそびが無くなったハンドルみたい
に運転しにくくなりそう。それでも民意というのはやはし大切なの
だろうなあ。たとえ衆愚のリスクはあってもね。他の案が思いつかん。