郊外で自然観察

こんばんは。晴れ。20℃近い春の陽気。桜の開花も早まるのかなあ。




陽気に浮かれて郊外の方を旅してきた。アラ・リバー上流とか。
木々の芽が膨らみ、新緑はもうスグそこまで来てました。




ででっぽう ぽぽででっぽう くるででっぽう
ででっぽう くるくるっぽう くくくるっぽう




と、ハトたちが啼いてましたねぇ。上記表現はハトたちのオリジナルで
はありません。これは聞き耳頭巾の空耳の範疇でしょうか。でも、
いくらコトリたちの鳴き声とはいえ、その優れた表現力には著作権
いふものが付随するのでしょうね。




動物の鳴き声がいかにして「言語」になったのか?などを研究している
チームがいて小鳥やネズミ、クジラなどの音声を研究しています。
(ここには僕の大好きな蝉が含まれていないことは、少し残念ですが。)
大きく分類すれば:
1.発音学習
2.文法
3.セマンティックス(音声と意味の対応)
4.社会関係の表現
とか。
ヒトはこれら四つすべて持っているのですが、哺乳類には3.と4.を
もっているものはある。しかし、1.と2.をもってるものは鳥類だけ
とか。



まづ、言葉ありき。の起源を探るべく鳥類とネズミを個別に分析して
ヒトに結びつけようとの研究が進んでいます。遺伝子レベルの生得的な
ものか学習、訓練によるものか細胞レベルの追及が始まってます。
これは、脳幹、旧皮質、新皮質などの階層的な進化が実はそうでは無く
て、お魚さんから鳥から哺乳類に至るまでみんな同じ構造をしているの
だという事が分かってきた為です。つまり、魚も恐怖を感じるし感情も
あると。つうことでもともとあった大脳部分を大きく広げられる仕組み
をもった以外にヒトの特徴はなかんべさ。で、下手な考え休むにニタリ
と片頬を引きつらせて笑う以外にコトリたちとの違いはないのですから
威張るには当たるまい。





で、電車の中であるボクサーの話を読んでたら、胸が詰まって眼は潤み
文字が滲むし、クライマックスでは胸がドキドキして顔が赤くなるし、
ときどきハーハー息を吸いながら読み終えたら、別の世界が見えてた。
それに、故郷と環境破壊と地域の連帯と誇りを持った生き方などが重な
り、南の島に行きたいなぁ〜と心から思った。「おい!・・・大事なの
は勇気だぞ。」と野生の声が聞こえてきたよ。





野生に怠惰や卑怯や言訳はなーい!くっそー、もやすみい。