3月10日

こんばんは。雨のち曇り。気温は緩む。花粉は少ない模様。
梅の香が闇の奥からほのかに漂う公園脇の小道。




サイパン、グアム、硫黄島の先に今日があった。63年前。
先日、2万2千人の東京マラソンを見てて、その人数を実感したな。
その爆撃機の搭乗員を処刑した部下の全責任を負って戦犯として
散った将校の話しが映画になっているらしい。「明日への遺言」とか。
去年は70歳を越える遺族たちがようやく国に対して訴訟を起こしたと。
戦略拠点のみを爆撃した前任を降ろして、無差別爆撃を主導したルメイ
に勲一等勲章を与える運動をしたのが生き残った軍幹部というのも
情けないが、それに勲章を与えた国も情けないなあ。国敗れて何が
残ったのかな。ルメイ自身も「もし戦争に負けていたら俺は完全に
戦犯で処刑されてただろう。」だってさ。確信犯。




自分の中にある残虐性と向き合わなくては、永遠に戦争はなくならない
のでしょうね。原爆を含めて空襲で無くなった多くの方々の冥福を
お祈りいたします。家も戦災に遭ったけど、祖母の手の甲には焼夷弾
張り付いた大きな火傷の痕があったな。



ではでは、お休みなさいまし。平和っていいね。