すべての花粉症に悩みそうな人々のために


こんばんは。晴れ。気温かなり緩む。冬鳥も少なくなったような気がする。



でも、喜んでばかりはいられません。気温が緩むとスギ花粉も緩みます。
まだまだ「少ない」になってますが、すでに鼻が詰まって皮膚がかゆく
なってきた。気のせいつうのもあるのかな?





花粉症つうのは人、サル、犬、キジに起こるらすい。桃太郎の鬼退治みた
いだ(最後のキジだけはウソ)。それで、これら正義の者たちにはIg−E
免疫グロブリン蛋白E)というものがあって、これが花粉とかの抗原に
対して過剰に働くと、アレルギー症状を発現するようだ。もともと寄生虫
なんかを撃退するために微量が用意されていたらしいのですが、何かの
原因で年齢とともに増えてきてしまったらしいのだ。8割が潜在患者だと
か。「良かれと思ってお節介を焼いても、ヤリ杉ると逆にためにならない」
つう世の中に良くある例の一つかもしれない。





ここで、花粉症が起きる機序についておもすろいのをみっけた。
1.敵(花粉)の侵入   
2.門番(マクロファージ)がチェック
3.伝令(T細胞)に伝達
4.伝令は陣中(B細胞)に緊急通報
5.陣中(B細胞内)で兵士(Ig-E)を育成
6.兵士(Ig-E)は戦車(肥満細胞)の周りに集結し臨戦態勢
7.さらに敵(花粉)が進入する
8.戦車(肥満細胞)から弾丸(ヒスタミン等)を大量に放出*1
9.弾丸(ヒスタミン等)が大杉て自分も痛める
つうのが大まかな戦闘状況ですぅ。やはしヤリ杉はよくないですね。





それで、まったくこの正義感過剰反応に対して手がないかっつうと、そう
ではない。副作用の無い花粉ワクチンつうのが既に開発されていて、治験
を待っている。これは正義感発出を押えて、現実主義的な対応を促すこと
によりIg−Eの過剰な発現を押える療法のようだ。いずれにしろ、体内反
応つうのは一つの原因物質だけではなく、イロエロな体内化学物質がかか
わる連鎖反応として働くので、副作用を含めたバランス感覚を持った研究
が必要であろうよ。




とか、今日は我が身を省みてアレルギー反応について考えてみた。

ネタに窮したとき薀蓄に走るのが玉虫の癖だった。毎日エントリする為に
自ら編み出した方法だった。テヘ   ではでは、おやすみなさい。

*1:もともとは神経、血管を刺激してくしゃみ、鼻水で異物を排出する身体の防御反応なのだ。