とても敏感な問題への取り組み方

こんばんは。快晴のちときどき曇り。風強く真っ白な富士が薄っすらと見
える。そうだこの季節はどっか高いとこへ登ろう。東京タワーでもいっか。




毒ギョーザ事件を見てたら、グリコ森永事件を思い出した。食品業界とい
うのはこういう問題には本当に弱いな。安全や生命に直結するだけに社会
もセンシティブなんだろうね。グリコでもマスコミがすぐに飛びつくから
火に油的なとこがあった。今回のも全マスコミ一斉だから中国食品全体に
不安が広がるだろうな。こんな事をいうと文句がつくかも知れないが、
牛肉でも騒ぎすぎでアメリカ人の間でも、今回の中国人と同じような反応
はあった。「なんで日本人はこんなに騒ぐの、俺たちはピンピンしてるじゃ
ないか。」





放射能に対してもこんな反応はあったが、これはトラウマがあったから、
まだ分かります。でも食品にかんしてはさしてトラウマと言えるような
ものは無かったはづなんだが、コレラとかコロリの影響かな?日本でも
農薬とか添加物質の長期的な蓄積でアトピーとかの身体症状が多くなった
とか呟かれてるから、悪いのは確かなんだが、とても大きく捉えれば中国
と大差ないし、つうのが僕の個人的な印象。勿論中国の中の人にだって
農薬過敏は沢山いますよ、日本と同じように。で、日本が余りに騒ぎ杉る
から食品価格の内外格差が5倍くらいになってて、金の亡者がときどき産
地偽装までする。一種の国内農産物保護政策という国策なら話はあうかも
ね。




マスコミがこれくらい過敏になると、もし故意、悪意のテロ者がいたら
ひとたまりもないな、とか思います。情報テロだけで、日本の主要食品に
「青酸化合物を注入した。どこにどれ位かはおせーない。」とか声明を出さ
れて、一人ばかり入院したら、日本中大パニックに陥るんじゃねーの。
自爆テロなんか目じゃねーな。





で、何を言いたいのかっ、つーと、徒に風聞に乗って騒ぎ立てるんじゃなく
って、冷静に科学的な調査、分析、統計的な検証を行って、是正処置を含む
必要な対策を粛々と進めるのの邪魔をするなってことだす。薬害、副作用を
含めて騒ぐべきことはもっと沢山あるでしょう。何万人も氏ぬとか言われて
感染症はもっとおとろしいし。もちろん、食品安全もとても大切ですよ。
しかしパニック的に騒ぎ立てるんじゃなくて、もっと日常的に、継続して、
粘り強く、科学的に、内外を含めて追求するべきものなんじゃないかな?
とか極 個人的にはおもいますたですYO。けふは提言モード。


では、おやすみなさいまし、また明日元気でね。



追記:
ふと、思い出したけど、世界の餓死者は一年で約900万人だって。それで
日本は90人くらい。これでも十分大きいけど凍死とか栄養失調も含めると
10倍はいるかも知れない。900人!一年で。農薬で産量増えれば少しは
救えるかも、って見地も世界的に見れば必要かも。だから、悪いものは悪い
と言っても、バランスを持った見地も必要では?とか蛇足だす。