一期一会

こんばんは。晴れ、一時曇り、また晴れ。風強し。
夜来の風雨でアオキリの枯葉が堆積。冬を感じる。


今日は、超極細繊維の雑巾を買ってきて、磨きに磨いた。鏡から窓ガラス、
本棚のガラス、ステンレス流し、水道蛇口、ガス回り、「おっ、あすこも
光ってるな。おや、ここもかい。」なんて、ホントに何でもピカピカに
なるのです。さすが化学の繊維。夢中になっているうちに体中の筋肉が
イタイイタイ。でも大丈夫。昨日神社で貰ってきた形代で全身を撫で回し
ふぅ〜と息を吹きかければ、たぶん明日には治ってるでしょう。




「一期一会」という言葉を噛み締めている年の暮れ。一生に一度の出会い。
世界60億の人々に出会えるわけではない。今まで出会ったり知り合ったり
した人たちを大切にしよう、とか思った。勿論、本の中でもネットでも。
僕らは全くの異星人ではないのだから、たくさんの中からたった一つでも
価値観が共有できれば、それでもう十分だと思うんだ。なにしろ人生なん
てほんの一瞬の輝きなんだから。思いっきり、味わい尽くそう。だから、
どんな些細な事物にも新鮮な好奇心を失わないでいようと。最近、不思議
なことがどんどん増えてきて、今まで当たり前だと思ってたことまで次々
と不可思議になってきて、このままじゃ不思議ちゃんになってしまいます。
でも、僕はそれでもいいんだ。不思議に埋め尽くされて、好奇心を涸れさ
せずに生きていければ、いっつも少年のようではないか。いや赤ちゃん?



ひっそりと更けゆく晦日の夜。静的に自然に無理なく成長できればイイナ。
成長できなくっても熟成さえできればいいな。いや、そのまま腐ってもい
いや、貴腐ワインだってあるくらいですから。では、おやすみなさい。