虚(イマジナル)が世界を席巻中

こんにちわ。今日も秋晴れ。黄色い光の中をマイカーをぶっ飛ばす。
大川沿いに桜の木の紅葉を見ながら浜離宮に達する。
ふと川面を見やれば、なんと1ダースあまりのカヌー人が一団となって、
川くだりをしていました。なごやかなーり。




日本国のバランスシートなんて調べて見た。総資産8,500兆円也。
実物資産(2,500兆円)と金融資産(6,000兆円)に分けられる。
つまり金融資産(預金とか株式等)のほうが実物(米とか領地、家屋敷等)
より2倍以上でかい。金利1%変動すれば名目GDPは60兆円変動する。
ちなみに’05年度GDPは約500兆円ですう。




一方世界を見るに、実物経済35兆ドル、金融経済120兆ドル(03年)
で、やはり後者がデリバティブとかのレバレッジ効果で年々膨らんでいる
らすいのだ。だから、虚の世界も「金利の予測」が相場を動かしている。
とここまで書いたが、時間が無い。「点と線」を見てくるからしばし休憩。
ではまた。




そして実体経済の変動が高々数%なのに比して投機経済が数十%も変動
するのは、再帰的な自己還元があるからとか言われている。即ち、種が
与えられた時のポジティブ・フィードバックで人心が乱れるとか。
スピーカーにマイクを近付けたときの「ぐわ〜〜ん」という音のような。
予測理論とディジタル・ツールがアンプになってるとか。
だから、ボケの個人投資家が参入するのはダンパーの役割を果たし、経済
の安定化の為にはとても役にたつとか(tamamusi's Low)。





ふと、思ったのですが、他人の痛みなどホントに解かる人はいないでしょ
う。そう思って他人に期待しない方が気が休まる。だいたい、自分の
痛みでさえ、すぐに忘れてしまいます。でも、「心の痛みでも体の痛みでも
痛いときは本当に痛かった」という記憶の残骸だけは残ってるようだ。
これが、やっかい。ではでは、ボケたアタマで、ほやすみなさい。