果たして人類的な叡智ってうまく作用するのかな

こんばんは。晴れ、空気澄み、蒼穹に半月(のちょと太ったの)が綺麗。
電車内動向観察:読書者と携帯者ほぼ同数、やや携帯が多いかな?
時折ですね、着信電話にですね、大声でですね答えるですね田舎者これ
ありでですね。いといとおかし。



IPCCの報告がでたね。俺、最近へそ曲がり学説に凝ってて、「CO2
による気候変動なんて地球の自然変動よりずっと少ないだろ!それに
氷河のあるような極部は2〜3℃の変動で氷が融けるわけはねーだろ!
もともと零下何十℃なんだからよ。それに海水が熱膨張で膨らむにして
も1000mの海水が1℃上昇して10cmくらいだろ、(海水が千mまで一様
に温度が上がるなんてありえねーし。)むしろ木を切ったり自然を壊し
て陸地の保水力を落とすほうの影響が余ほど大きいんじゃないかな?」




とか思ってたら実際20世紀中に海水面は10cm〜20cmくらい上昇
したらすい。ま、これも場所場所でバラツキがあるみたいだけど。
むしろ海流の向きや強さ、風の強さのような気候変動によるところが
大であろうよ。自然界の温度バラツキは今の温暖化などよりズット大き
いし、過去の生物大絶滅は寒冷期に起きているのも確かだ。





と、ここまでは温暖化対策へのネガコメですが、俺の懸念は温暖化の気温
上昇絶対値よりも、むしろその変化のスピードの方です。産業革命以来、
特にこの100年で平均気温が0.6℃上昇しているが、今後100年で
このまま行けば最大6.4℃上昇するかもしれない
これは一億年単位の氷河期サイクルや数万年単位での自然気候
変動に較べれば大きいとはいえない。しかし、その絶対値よりも変化率
、つまり変化のスピードが100倍以上速いというところが環境への脅威
であろう。つまり社会環境にしろ生物環境にしろ万年単位のスローな変化
ならバランスを取りながら再適合することは出来ようが、100年単位で
の大きな変動は両環境に致命的な大混乱を生ずる可能性が大である。





どこかの勢力の「為にする議論」も無いとは言えませんが、それらを勘案し
ても尚且つ、かなりの確度で大きなリスクが存在していると、ボクの内部
では既に固まりつつあります。諸君がどう思うかはそれぞれの見識ですが、
気温以外の諸々の影響*1を鑑みても、ここはひとつ
ふんどしを締め直して*2取り組む事が肝要でしょう。





でも、どーせだめかな、なんて諦念はこころのどこかに残ってます。個々人
には冴えた人がいてしっかり認識してても、集団としては、所謂現実派の
主導で破滅に突き進んだ例はたくさんあるし、なんか人類って集団思考
大馬鹿なケースが多いような気もするな。ズーッと先のことより明日の
楽しみのほうが比重がでかいつうこともありますし。いやはや。
と、風邪の治りかけで、最後はネガコメに戻って、おやすみなさいまし。

*1:環境汚染や資源枯渇

*2:女性はガードルを締めてかな?