人の発する信号って様々です

皆の衆、こんばんはー。快晴で空気の澄んだ一日でした。
黄金の木の葉から、黄色い木漏れ日が降り注ぐ晩秋の並木道。
そう謂えば、高尾のイチョウ並木はもう色づいたのだろうか?
イチョウも散るときが綺麗ですね。幾千のこがねの雪の舞い散るさま。



変な人観察その2)じっとしてられない人:


袋の中からまた紙袋を出してその中の何かを探している。ガサゴソ、
ガサゴソ そしてそれを袋に入れて、また別の紙袋を出して、ガサゴソ、
ガサゴソ。次は取り出した紙を丸めてガサゴソ、ガサゴソ。
袋の中からパンフレットを取り出して、ガサゴソ、ガサゴソ。
それをしまって、ガサゴソ、ガサゴソ。しばらくジっとしてたら、
また何かを思い出して鞄の中をガサゴソ、ガサゴソ。何かを見つけ
たら、それをしまって、また別のものを探して、ガサゴソ、ガサゴソ。
もう終わりかな?と思ってたら、映画も終わってた。ハレェ〜





こういう多動性症候群のオジサン、オバサンを良く見かけます。
電車の中ならまだいいですが、映画館とか講演会とかで隣り合ったら
不幸のどん底。せっかく映画を見にきたり、話を聞きにきたり
してるのですから、もっと落ち着けばいいのにと思うけど、きっと
なにか余ほど大切なものを思い出して、その場で今すぐ探さなければ
ならなかったのでしょうね。その人が何をやりたくて、何をやりたく
ないのかって、理由は人それぞれで、他者からは窺がうすべも
ありませぬ。音は出さないけれども貧乏ゆすりをしたり、顔をなでたり、
背中をかいたり、鼻の下をこすったり、なんか動かしている人もいますね。
これは、多分、見たり聞いたりしている物がつまらないのでしょうね。




D.モリスの「マン・ヲッチング」(小学館)のなかで、人間の発する
信号でウソをつく順ってのがあって、言葉がいちばん嘘をつくらすい。


第一位:言語
第二位:表情(詐欺師の笑顔とか)
第三位:意識して行うジェスチャー
第四位:無意識のしぐさ
第五位:体幹信号(身を乗り出して、のけぞって)
第六位:下肢信号(足のつま先とか、動き)
第七位:自立神経信号(汗、唾、動悸、呼吸・・・)


最後のなんかはポリグラフに応用されてますよね。
ですからテキスト・ベースのブログとかメールなんて信頼性の極めて
低いツールに分類されるのでしょうね。でも世の中、必ずしもホントの
ことだけ言ってれば良いというものでもないから難しい。本心を言ったら
人を傷つけることって多いですよね。違うかな?では、おやすみ。