玉虫の人生論

みなさん、こんばんわ。大根下ろしてたら手が滑って中指まで下ろして
しまった。アウチ!だからまた人差し指キーに戻ってちと不便ですぅ。
ヴァイオリズムってほんとにあるのかな?このところ、なんか泣き面に
ハチ連鎖みたいでやだな。ま、波だとしたら、そのうち良いこともある
だろ。ま、いっか。




人生、何が幸せかというと、一生一つの物事をやり続けられる、という
のも候補に挙げられるでしょう。「生涯一捕手」や「一剣に生きる」とか
かっこいいし。


一生、穴を掘ってるアリのような人生
一生、素数の定式化を考えてる人生
一生、小説を書いてる人生
一生、その小説を解説する人生
一生、サッカーの解説をしている人生
一生、ITジャーナリストを続ける人生
一生、政治家の秘書をやる人生
一生、蚤のタマキンを研究する人生
一生、将棋だけ指してる人生
一生、ゲームをやったり、見てる人生
一生、引き篭もって思索を続ける人生
一生、虫や鳥とか植物や魚を愛でる人生


なんでも良いんだ。何かを一生懸命やれればいいんだ。何故かな?
それは多分、たとえ対象は何であっても、そこには人生とかいわれる
ものの全てが詰まってるからじゃないのかな。だから、人の人生を羨む
必要なんて全然ないのです。もしも色々なことをやった方が面白い人生
だと言うのなら、ブッシュマンの一日のほうが余ほど波乱万丈ではないで
しょうか。う〜ん、当然、人類は多様化せザルを得んなあ。生得的に。




男ありて 今日の夕餉に ひとり さんまを食ひて 涙をながす、と。

さんま、さんま、
さんま苦いか塩っぱいか。そが上に熱き涙をしたたらせて
さんまを食ふはいづこの里のならひぞや。
あわれ げにこそは 問はまほしくをかし。


と、秋刀魚のうたをひねりつつ、おやすみなさい、またあした。