酒と人生と生と死

こんばんは。まだまだ暑さは続きますね。食欲が落ちたので食事の
色取りに気を配るようになりました。たとえば:白いお皿に大葉を敷き、
その上になめろうを載せて、脇に檸檬とプチトマトを配置。また、白菜
の煮物を黄色い器によそい、香菜をきざんだのをかけるとか。そうそう
なんの関係も無い料理にプチトマトを乗せると色彩的には一変してグー。





独りで酒を飲むのを絶ってから大分経つな。人と一緒だと付き合いで
呑むのですが、独りだとなんか自分に絡み始めるんです。いや、人に
絡んだ事はありませんよ。体質的にはアルコールに強いんです。一升
呑んでもめったに酔いません。酒を飲まないとそれはそれでイロエロ
考えることが湧いてきます。詰まらん事ばかりですが。





李白とか杜甫とかヴェルレーヌとかは酒無くして果たして詩作はあった
のだろうか。日本でも大伴旅人なんていたな。「あな醜(みにく)、賢(さ
か)しらをすと、酒飲まぬ、人をよく見ば、猿(さる)にかも似む」
酒が文化に貢献しているのは確からしいが、それはタガを外すからかな。
それならヤクとか不道徳な行いもそうなのかな。無頼派作家とか。





さて、今日もシステム的考察。世界60億人の人間が織り成す社会システム、
約200種の細胞60兆個と体内細菌100兆個が織り成す人体システム、200種
アミノ酸で構成され遺伝子で記述される膨大な種類のタンパク質で構成
される細胞内システムが今見えている3つの階層だろう。で人体はその
構成要素からみて細胞と細菌との共生体だといえる。





これら全体を統御する通信手段はおもにタンパク質からなるホルモン等の
伝達物質が担う。ナトリウム、カルシウム、カリウム亜鉛等の無機質も
伝達物質として重要な役割を果たしている。勿論神経系は電気刺激が化学
的に伝わって情報伝達がなされる。で、これら細胞は毎日生まれたり死ん
だり、動いたりしている訳ですが、固定的なのはシステム構造と言うヤツ
で、物質的には常に入れ替わり、カラダを通り過ぎてく流れみたいなもの
らしい。そうすると人間が生きてたり死んだりするのは、なんなのか?




システム的にいえば、全体のバランスが崩れ伝達統御を欠いた状態になり
恒常性を保つ事が出来なくなった状態と定義できようか。そのとき、魂は
いったい何処に行ってしまうのでしょう?






文章にも相性というのはありますね。まるで砂を噛むように味気なく一行も
あたまに入ってこないのや、時間を忘れて気が付いたら読み終わってたつう
のもある。いったい何ナノかな。波長が合うとかいうのは。
ではでは、夢に旅立ちますです。ごきげんよう