匿名と実名についてインスパイアされたこと

やあ、皆さんこんばんは。
暑い日が続いておりますが、お健やかにおすごしの事と思います。
今日もまた、ひとのまわしで相撲を取ろうとの魂胆見え見えエントリイ。
何しろまわしが無ければお相撲も取れませんから、ご勘弁のほど切に拙に。



「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ。我こそは
玉虫権兵衛景李なるぞ。イザ見参見参!」と名乗りを上げて参戦すれば、
スパーンと闇に隠れたレニングラードのスナイパーにアボーンされる世知
辛い世の中です。しかし匿名では何とは無しにヘロヘロ感に付き纏われて
はおりまする。ホント


実名の得失:
1.議論主体が確定している事による意見の強化
2.権威主義的な人にはときに肩書きがハロー効果を持つ
3.専門的な背景が議論の一貫性を担保
4.誹謗中傷への耐性が劣化する
5.法的な脅しに対する耐性が劣化する
6.見栄や意地で頑なに自説に固執しがち
7.逆に覚悟を持った意見で信用力を担保
8.ネットでの有効情報選別にはフラグとなりうる

匿名の得失:
1.ボロクソに阿呆を晒してもリアルへの影響は少ない
2.覚悟がなく、卑怯な感じが否めない
3.他人を傷つける恐れのある本音の意見を言いやすい
4.仮想人格としての一貫性を持たせたロールプレイを楽しめる
5.実際の不利益に配慮しなくてすみ、自由に意見が言える。
6.HNでも議論主体としての一貫性はある程度保てる
7.脅し、粘着による言論抑圧に対抗できる免疫は強い
8.良きにつけ悪しきにつけ、逃げ足は敏速
9・ま、耕作人は大抵名無しさんだろうな

まだまだ沢山あるけど、ネット社会成長期では自由を重視する見地から、
ぼくは当面、匿名許容派でありつづけるでしょう。最近、
匿名でネット本出す人も増えましたね。電車男以来、きっことか
スネ〜クとか。本になってないブログでもぼくにとって面白くて為に
なるものはたくさんあります。今後、匿名本が続々と出てくるかも。
あと10年もしたら進化するかもしれないけど、今はまだ紙媒体の良い
とこは沢山あるようです。プリンタ需要が減らないもの。


はてさて、無法の西部では酒と女と無名の拳銃無宿アンド保安官が主役
だお。ネットにおける酒とは何だろう?ではでは、もやすみなさい。