人間てより大きな物の一部で安心するのかな

何が不思議かっていうと、この僕がいま現在ここにこうして存在して
いる事くらい不可思議なことはありません。世界は合理的に出来ている
と感じることは多々ありますが、絶対者を仮定しないで、この不思議さ
に対抗できた人は心から偉いと思う。



人間ってそれ程、自由意志で動ける動物では無いのかな。自分では
自分の意志で動いているように見えるけど。




組織悪ってあると思うけど、その組織の要素である個人にいい人が多い
程、悪が強まるなんてないよね?やっぱり、人相の悪いのとか性根の
捻じ曲がった野郎が多いから組織も悪くなるんだよね。そうかな?




相対的に組織悪を眺めれば、日本なんてまだまだ良いほうなんじゃ
ないかと言う気持ちにはなるな。一族郎党ごっそり悪に染まって政権
が変わるとごっそり塀の内側か海外逃亡かという国は多いよ。でも豚
を殺して食うくらいの感じで自然と受け入れてるような気風もあるな。




組織というのは個々の存在を超えたメタ生物に例えることは可能かな。
アリとかハチの類推で言えば可能な気がする。組織というのは免疫の
ように異物を排除するから、内部からの組織改革って極めて難しいと
は感じるよ。その組織体として自殺するくらいの覚悟がないと変われ
ない。物凄い痛みを伴う脱皮かな?外圧を要するゆえんではあります。




細胞にはアポトーシスという計画死があるけど、これは全体の役に
立ったり世代交代や進化に必要だったりする。組織にもそういう事は
あるのかな。フラクタルな構造だと証明できれば相似が成り立つかも。
直感的にはかなり成り立ちそうではあります。




いや、閉塞してるとより大きなものの役に立ちたいとか、ごくたまに
そーした(気高い?)思いに取り憑かれることはありますね。これが
コロニー型生物としてのヒトの遺伝子なのかとも思います。ではまた。