TVの画面は世界の覗き穴

ま、ごく有体に言えば、人間の知覚の拡大といえない事もない。
ノンフィクションと謳いつつ、シナリオも遣らせも恣意的な事実の切り取り
もなきにしも非ず。とはいえかなりの金と人材を投入しているの
ですから、我らの仮想経験に組み入れずしてなんとするぅ。




先日見た番組:農業って気温・雨量や虫害、台風等突発事項に左右
されるから物凄くリスキィらしい。その中で農薬を使わない農業を
目指しているおじさんプロフェッショナル。古野武士のような風貌で失敗を
楽しんでいる。堆肥等で土地肥沃化→雑草が増える→合鴨に食べさ
せる→合鴨の糞が肥料化。というウマウマなサイクルを考案して成
功した。しかし好事魔多し。ヒエの種が飛んできて雑草化。これは
同じイネ科だから合鴨も食わず雑草だらけになって失敗してしまっ
た。その時の言葉や吉。


おらの野菜に付くアリマキを薬品を使わず、てんとう虫を放牧して
退治してくれようか、などせこいパクリを思いついただよ。



「自分の認識の世界外の事が体験できてワクワクする。楽しく試行
錯誤し続けることで、自分の仕事を限りなく面白くできます。」
だってよー。かんどー。何事も楽しく、おもすろくがキーですね。




いっぽう、今日見たのは昆虫少年ならぬ昆虫老年。超有名な昆虫写真
家がマレーシアの熱帯雨林に昆虫を探しに行った。見るもの見るもの
宝物のように眼を輝かせて虫を追いかけるその姿にかんどー。出てき
た珍しい昆虫にもかんどー、な一日でした。




もう花火の季節になってます。以前は自転車で近くまで見に行った
ものですが、今日は遠くから音だけ聞いてました。暗闇にぱっと
開いてパラパラと散る印象の芸術。ではでは PK合戦見てこよ。