たまにはなれぬ書評でも

阿弥陀堂だより」をみた。絵がきれいだったな。そう言えば
「ダイアモンド・ダスト」もまだ読んでなかったっけ。早速注文してみよ。


おらもこの辺で痴的に書評でもやってみるかいなあ?
1.「アフロ田中のりつけ雅春
気のいいあんちゃんの取り立てて面白いこともない日常を丹念に
描いた異色作。でも、ほんのりとした気分になれる読後感が好きだ。
まさかこの感性はルサンチマンの逆ではないですよね。
2.「とりぱん」とりのなん子
自然だいすき、小鳥もだいすきな女性漫画家が野鳥に餌付けする話。
小鳥にからめて四季の風物を丹念に描いていて、その筋の趣味者には
飽きさせない構成になっている。母親と二人暮らしらしい。
3.「専務 島耕作弘兼憲史
課長時代から専務に至るまでの大企業管理職の日常を長々と丹念に
描いた力作。イケメンで女好きのいやみな男が主人公だが海外取材は
作者の趣味でじっくりやっており、この点だけは評価できる。
4.「こち亀(ry」秋元 治
葛飾亀有駅前の交番巡査長の日常を丹念に(もうすぐ155巻になっど)
描いた超ロングラン作品。主役の両さんは3.の耕作とはぜんぜん
違って、出鱈目人間だが好感が持てる。多趣味でデジタル・カルチャーにも
詳しいが、おんなっけは皆無。




ようするに、なにしろ只管ひたぶるに日常を丹念に描いているやつが
好みのようでガス。おれの個人的な願望をいわせて貰えば、2.の様
な女性なら一緒に暮せそうな気がする(きゃっ、恥ずかすい〜)。