コンピュータもいいとこあるやん

皆さん、こんばんわ。編集欄で花鳥風月を愛でて季節の移ろいを
出そうとしたけど、少し路線を変えて、心情も盛り込もうかと思い
ました。両方できれば良いのですが、そんな力はなかんべさ。



そう云えば赤い葉っぱでも光合成ってできるのかなあ?今度調べて
みよう。遺伝子操作で光合成能力を極端に高めた植物が食料問題
解決のキーだ、なんて記事を読んだおぼえがあるな。




ところで、医療の分野でも遺伝情報の利用が進んでいるようだ。
人の遺伝子30億対の0.1%、約300万対が個人差を現わすもの。
この個人差を「多型」と称する。容姿や体質の違い以外にも、病気
の罹りやすさ、薬の効き方、副作用の大きさにも関係するらしい。
この多型タイプを統計的に分類して「オーダーメイド医療」を行おう
とするもので、この分野でも日本は先行しています。



これは、個人の遺伝情報に基づいて適切な医療を行おうとする物で、
約30万人の遺伝データを統計的に解析中だとか。一部、関節リューマチに
おいて薬の選択と副作用の最小化に効果を上げたそうだ。
多様性の研究には統計学が必須だが、実用的な統計学を体系的に
教えている大学は少ないらしい。1か0かではなくって、効き目
70%、副作用リスク20%とかいう重み付けだから、すっきり
しねーな、科学じゃねーな、とか嫌われてんのかもしれないね。



でも、Google検索とかでも変な統計アルゴリズムが使われているから
とーぶん統計学からは目が離せませんよ。もともとは遺伝と変異の
多様性分析から発達した学問らしいが、日本では単なる数理統計
として移入されたから、片寄った発展をとげたとか。


俺もペニシリン・ショックで死にかけたことがあるから、予め
副作用が分かると助かるよー。科学技術もこういう応用なら大歓迎。
治験の機会があったなら是非協力したいと思うてますぅ。