この世の理不尽

諸君にはわからんかと思われますが、私にはブログ師匠という方が
おります。この方の書くものを読んでいると、わくわくとしてきて、
またあまりの鋭い舌鋒にドキドキとしてきます。ときどき見えない
トラバ(勝手に推測?)で間接的にご指導を頂いたりして、どうやら
ここまで(どこ?)辿り着く事ができました。蟻が糖(って、まるで
電波の様ですが、誰にでもココロの師匠っているのでは?)





誰にでも傷とかありますよね。わたしの直近だとペキンの親子の乞食。
6歳くらいの眼の見えない子供を連れたお母さんの乞食。橋の上で
物乞いをしていたのですが、だれもかも無視しているのでついわたしも
通り過ごしてしまいました。とても寒い冬の日でしたが10元もあれば
暖かい食事が出来たのに、と思い返して戻ったら、もうおりませんで
した。翌日から毎日同じ所を通ったのですが、2度と出会いませんで
した。




それで、最後に帰任するときの飛行機のなかでの光景。欧米人の夫婦
が20組くらいみんな東洋人の赤ちゃんを抱いていたのです。北京発
成田経由ロス行きだったかと。赤い靴を履いていた女の子を思い出し
ました。でも横浜の赤い靴の女の子は結核で異人さんが連れて行って
くれなくて、孤児院で亡くなったそうです。



ですから赤ちゃんにはみんな幸せになって貰いたいと、心から思います。
小さなお子さんが身も世も無く悶えて泣いているのを見るのは、
とても辛い電波なわたしです。