善意

諸君の中にも年末年始を海外で過ごそうという人がいたら、ご注意。
「善意を持って接すれば、善意が帰ってくる」という事はまずなーい。
『偽装善意大全』というのも消えてしまったファイル集の中にあって、
ま、これは印象深いものが多いから、おいおい思い出しながら書こうと
思う。幾ら物を読んでも身に着かないものですから、失敗して覚える
しかないのですが、引っかかった時の残念感が多少緩和される程度の
話ですがね。


「卑怯」って概念も海外とか、或いは国内でも世代間で差異があるかも。
昔は「飛び道具とは卑怯なりー」とか言って剣豪が鉄砲で倒れたが、
今は「善意を盾にトラップかますとは卑怯なりー」と言って、多くの
日本人がフレンドリーに倒されている。
「セクハラ、パワハラとは卑怯なりー」と言う概念は海外の方が強いね。
「無勢に多勢とは卑怯なりー」つうのは日本のほうが強かったが、
前大戦で物量作戦でやられてからは、反省したのかイジメが増えた。


ま、「卑怯」ひとつにもその人の価値観というものが現れるという事だ。
で、善意から卑怯に飛んでおれの話も尻滅裂だが、同情って自分が有利な
立場にいるから出来るのであって、必死に戦ってこそ相手も生かされる
事もあるかな? ってな雑感で今日はおしまい。