昨日は寒かったが、先週から行きそびれていたｴｯｼｬｰ展へ行って来た。
空が余りに高かったから、ふらふら外出したら渋谷に着いてた。
発券場から結構並んでいたが、中へ入ったらもっと混んでいて、ｼﾞｯﾄ
ひとつの絵に張り付いているﾏﾆｱが多かったな。
「騙し絵」が有名だったが、おれは「でんぐり、でんぐり」と言う
回転しながら動く虫や、お互いに描き合う「手」が面白かった。
平面や空間を正則分割して、しかも主体と背景が入り組んでいる絵
も面白かったな。あと、無限平面を円盤に射影している奴とか、鳥や
魚、虫が入り組んでる絵、蛙の目で見た自画像とか発想の面白いのが
多い。
アラベスクや曼荼羅のように言の葉で表現しきれないものを絵画で
表しているようだ。本人も「若い頃は表現技術が全てだと思っていたが
、今思うと些細な事だった。自分の中にあって、飛び出しても表現して
貰いたいものが在るのかが一番重要だ」と書いていた。
バッハの音楽を空間表現と動画で現した作品もあったが、これなどは
人間の脳の時空認識作用をそのまま刺激されているようで、妙な気分
になったものだ。ﾏﾆｱｯｸな面もありますが、興味のある御仁には是非
お薦めしたい。1月中旬までやってます。
（くっそう、先ほど、この倍くらいｴﾝﾄﾘを書いて、確認中についＢack
Spaceを押したら全部消えてしまい、半分切れながら打ち直した。
諸君には短くなって良かったかもね。ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ→自分自身）
