下流

ブログを長く続けるには、ある種のマメさが必用だと実感するの
ですが、いつも安くなった刺身とインスタント味噌汁で食事をするよう
グータラでは、だめですね。ウッス


ワーキング・プアとかいうのが話題になってる。前に少し言ったと思い
ますが、シリコンバレーの1/3はインド人、1/3は東洋人(主に中国、日本、
韓国)、いわゆる白い人が残りの1/3、というのが新興IT企業の
構図です。しかし、ここで生み出された富はなんか分からん怪しげ
な金融機構で、東部のエスタブリッシュメントに吸い上げられて行く摩訶不思議。
しかもこの社会階層の最下部にはアフロ・アメリカンやラテン・アメリカンやらがいて
いくら働いても楽にならざる手を毎日見ています。



こういう成長経済モデルを基礎にした社会構造に急速に我が国も乗っか
っている、つうのが閉塞、鎖国主義のわたしの見方ですぅ。
米と芋とわずかな魚・野菜だけ食って、伝統工芸とか絵画に喜びを
見出す6千万人くらいの鎖国国家が地球の為にもなるんじゃないかなぁ。



しかし残念ながら、こういうダウンサイジングの経済学つうのは西洋オリジン
の学問には見当たらないんだよな。なにしろ成長して市場を広げて
いく自転車操業じゃないと企業も国も成り立たないんだから。
その果てに資源も環境も食い尽くして大絶滅ってなシナリオは見え杉だと
おもうのは俺だけかなあ。



二宮尊徳みたいな方が現れて、閉塞経済学でも打ち立ててくれないかな。
これは決してルサンチマンではないよ。最近の世界が卑しくてみすぼらしく
見えるから、あえて極論を立ててるだけだからね。IQの高い人ヨロピコ。