殺生

人間はドロを食っては生きられぬ。生きる為には他の生命を摂取
しなければならない。いわゆる「殺生」、いわゆる「生命の矛盾」。
この辺の合理化を古今東西の偽善者は夜も寝ずに必死で考えた。


それで、「もともと共通の生命内での流動にすぎない。自他を
分けなければ同じ生命だ。」だって???俺達は単細胞かい。


人間同士の「生死をめぐる闘い」。生命を捨ててかかった物が
勝ち、生命に執着した者が敗れる。(五輪の書
それで負けたほうが農奴になり、勝った方の主人に仕える。
でも、そのシステムが定着すると主人は、農奴の労働が無けりゃ生き
られない。実体は農奴のほうが主人だった。


てな、矛盾連鎖が続くのがロジックの世界。おもすろいけど、
悲すいね。さて、夜食にヒジキ・サムドイッチでも作るかな。