10月19日(木)映画館に行きたしと思えど、雨やまず。

 寒雨続く。終日11℃前後と師走の気候でさぶいですぅ。10月中旬の都心では60年ぶりに10℃を下回ったとか。ブルブル




 蝦夷で暮らすも一生:

 都会のビジネスマンは、1分でも無駄を無くすために、時間を効率的に使ってせかせかと暮らさねばなりません。一方、生涯を旅に暮らす風流人もおりました。石の上で3年も座禅を組んでる達磨さん、はたまた南の国のヤシの下でのんびり暮らす人もおります。人生イロエロ♪都会人の理想は、一生懸命働いて、その内にお金を貯めたら南国の自然の中でゆっくりと暮らすこと。逆に南国の人たちは都会でばりばり働いてお金を稼ぎたいと。自分たちの持ってないものに価値があるん?恋愛の片思いじゃないけど、こういうところが人間精神の絶対矛盾の自己同一かもね。実際は江戸で暮らしたり、蝦夷(南国?)で暮らしたりの、オン/オフの切り替え方に人生の妙味があるのかな?ども。




 エデンの東:自宅深夜劇場

 昨夜、ネットでこの映画を見た。ジェームズディーンの昔の名作とゆわれてます。ヒネた若者とその家族の悲劇の物語り。銭ゲバで悪の母親(今は別れている)と善人の父親と双子の兄弟の葛藤の話しです。双子のワル男は悪い母に似ていると思てるし、ヨシ男は父に似ている。しかしワル男は父が大好き♪でも父はヨシ男ばっかし可愛がる。その嫉妬が最後は悲劇を生むのだが、父の一言でワル男は救われるっちゅう準ハッピーエンドでやんした。善良な父やヨシ男の極めて正しい考えは分かるんだけど、世の中それだけじゃ回らないし、息苦しい。ワルばっかりでも困るし、善ばっかしでも困る、そういう矛盾が今ここ日本でも噴き出している気がしました。ジャン