6月29日(木)激変するグローバル時代をいかに生きるか。

 薄曇り。21℃〜28℃、66%。むしむし。時には30年後の世界を想像してみよう♪




 東銀座方面に進出す:時事通信ホールにて。

 国際高等研究所つうとこのシンポジウムがありました。ここはプリンストン高等研究所の日本版と自称しているだけあって、名のあるロートルを集めている。所長は情報学の権威@長尾真氏、副所長はJSTを牛耳っていた有本建男氏、滋賀大学学長@位田隆一氏、理研理事長の松本紘氏の3名のほか、研究参与として計量経済学佐和隆光氏も発表した。

 そもそもこの高等研究所は何をするところかというと、「何を研究するかを、研究する」という、ちとメタな立ち位置なんですぅ。その根源的な課題を1.科学技術の進歩発展は善や否や(有本)、2.グローバル資本主義は持続可能なるや?(佐和)、3.紛争の多い多様性世界の平和的共生は可能なりや?(位田)、4.ローカルを積み上げてグローバルに至れるや否や?(松本)、つう4分野に分けて発表後、討論に入る。

 果たして少子高齢化の最先端をひた走る日本から世界に発信できるのかっ?と言う課題に真摯に向き合っていると感じました。徒に過去の栄光を追って高度成長を目指すより、もっと現状を直視して、その課題を前向きにとらまえようっつう姿勢は好感が持てました。今日こんにちの政治課題に一喜一憂するよりも、30年後、50年後の未来に向けた想像力、創造力が必要でしょう!・・・というのは、ホントはロートルではなくして、バリバリの若者の仕事なんだと思います。議論は極めて多岐に渡ったので、おいおい消化できたところから整理しようとぞ思ほゆ。どもー。・・・講演、討議の概要は7月末に当該高等研究所のサイトに上げられます。