薄曇り。22℃〜28℃、72%。無風で蒸し蒸し。
セミがアスファルトの上でころりと引っくり返ってました。世の無常を感じたる次第。
性格その2:脳内物質との関係。
ワシントン大学のロバート・黒忍者博士によれば、「パーソナリティ」には7つの因子があり、そのうち「新規性探求」「損害回避」「報酬依存」「固執」の4因子(気質)は遺伝の影響が大きく、「自己志向」「協調」「自己超越」の3因子(性格)には、環境の影響が大きいと言います。
遺伝の影響が大きいとされる4因子には脳内物質の量が関係しています。
【気質の4因子】・・・無意識の自動的反応
(1)新奇追求性 :行動の触発・・・ドーパミンが多い。
(2)損害回避性 :行動の抑制・・・セロトニンが多い。
(3)報酬依存性 :行動の維持・・・ノルアドレナリンが多い。
(4)固執性 :行動の固着・・・複合要因。
【性格の3因子】・・・意識した自己認識プラン
(1)自己志向 :自律的個人(責任感)・・・ 自律的個人であること、希望(hope)と関連が深い。
(2)協調性 :人類社会の統合的部分(寛容性) ・・・社会志向性や慈愛(charity)との関連が深い。
(3)自己超越性 :宇宙の統合的部分(メタ認知、悟り)・・・自己を超越した力への信仰(faith)との関連が深い。
そしてこれらの7因子が複雑に絡み合ってパーソナリティ(人格)を構成するんだと。とくに脳内物質と密接に関連する3因子(新奇追求、損害回避、報酬依存)はパーソナリティー障害(NPD)との関係が深いと言われちょりもす。
「これらの因子をx,y,z軸にして3次元表現できればエエんですが、ぼくにはその技はない。故に8つの特徴をべた書きすると:
新規追求↑、損害回避↑、報酬依存↑・・・ → 神経質(自己愛性パーソナリティ障害)
新規追求↑、損害回避↑、報酬依存↓・・・ → 激情家(境界性パーソナリティ障害)
新規追求↑、損害回避↓、報酬依存↑・・・ → 情熱家(演技性パーソナリティ障害)
新規追求↑、損害回避↓、報酬依存↓・・・ → 冒険家(反社会性パーソナリティ障害)
新規追求↓、損害回避↑、報酬依存↑・・・ → 慎重型(回避性パーソナリティ障害)
新規追求↓、損害回避↑、報酬依存↓・・・ → 論理的(強迫性パーソナリティ障害)
新規追求↓、損害回避↓、報酬依存↑・・・ → 生真面目性タイプ
新規追求↓、損害回避↓、報酬依存↓・・・ → 独立したタイプ (統合失調質) 」
説明されると、整合性があって分かった気になりまふが、例えどんな原理でも一応世界は説明でけるのだから、ある原理に拘る(イデオロギッシュ)とトンデモナイことになりますよおおお!ま、そーゆー見方もあるのかと、緩く接触するのがエエでしょう。どもども。