7月23日(木)大暑、高所から考えよう!でも月ずれでホントは8月中が一番暑いんだっ!

 朝のうち雨、のち雲の多い晴れ。25℃〜30℃、70%。紫外線アレルギー?日に焼けた両腕がかゆいかゆい。






 確率とは:確からしいだけで、確実というわけではない。

 ある事象(できごと)が確かに起きうる率(割合)なのか?サイコロを振ったら1から6までの各目が出る割合は1/6であーる。ホント?これには前提が二つあって、1.どのばやいも同程度に起こりやすい(鉛を仕込んで1だけ出やすいとかが無い)、2.かなーり沢山やらないと当たらない(大数の法則)である。この大前提を忘れると6回降れば必ず6が出るとか思い込みます。このばやいは100回、1000回と振れば6が出る率が1/6に近づくってだけなのれすね。そこんとこよろすく。こういうのは理論的確率と言いますが、統計的確率ってのもありまふ。これは例えば経験的事実が或る安定した割合を示しているばやいですぅ。仕組みや理論は分からんが、統計的事実としてそーなんだっ!ということです。例えば、新生児の男女比は51%:49%というのは良く知られた事実です。男の割合が多いんですぅ。不思議ですねぇ。ヒトのばやいですが、これはどんな大きさの集団や地域をとってもおんなじなんです。逆にミツバチなんかはメスばっかしと。

 すこし変わった例では、「後で分かった情報は、確率を変えない」つうのがあるんですが、次の例題ではどーでしょうかっ?
・ア、イ、ウの三つの箱があって、このどれか一つに宝物が入っている。当たる確率は1/3ですね。
・ユーがどれかを選びます。
・司会者はこれを知っていて、これじゃない箱の内で宝がない箱を一つ開けてくれます。
・さて、このあとユーはファイナルアンサーを変えた方がイイのか、元のママがいいのかっ?
・・・・・・・

 答えは、変えた方が2倍確率が良くなるんだって。ホント?・・男が一度決めたもんを、オタオタして変えるんじゃね〜!とかマッチョの声が聞こえますが、理論的確率としては、変えた方がいいんだすぅ。(勿論、大数の法則下でたくさん試行したばやいですが。ぷ)




 この大数の法則を忘れた御用学者が世間を騒がせてるのが、だった4〜5回のデータを以て、東海大地震が30年内に起きる確率は87%であーる!なんてほざいている例ですねぇ。確率を習い始めた厨房と変わらんぜよ。ま、断定して細かい数字を出すのは詐欺師と思って間違いなし。「地震予知」なんて一部の学者の飯の種だけなんであーる。だまくらかして分捕った予算を守り続ける金食い虫なんであーる!と東大のロバート・ゲラー教授も申しておりまふよっと。


 最近の政治家、学者、評論家には「絶対に安全だ!」とか「必ず起きるっ!」とか、やたらと断言する輩が多くなってきましたから、純真な庶民は眉に唾をつけて「じっくり考える」ことで、健全な常識を持ちましょうっ!・・・ま、考えるほどに、嫌な世の中になったもんだすぅ。ショボーン