12月11日(水)あふぉの考え休むにニタリ

 雲の多い晴れ。8℃〜12℃、46%。気候は平年に戻り寒くなりました。





 裏腹シリーズ:史観

 世の中は時が経つほど進歩発展していくのだという進歩史観は、一方で現在は理想への過程であり不完全なものだということになりまふ。すなわち理想的な完成は終末にしかないと言ふ現状否定のフラストレーション。

 一方、現在の一瞬一瞬が永遠の現われであり、過剰も不足も無く自足していると言ふ循環史観は逆に現在の境地に甘んじて改革の意欲を削ぎ、精神は弛緩してしまうと言ふ欠点が露出しまふよ。すなわち良い悪いはすべて裏腹なんですねィ。

 この両者を補う合うような史観が望まれるところですが、そもそもこの世界に最終的な正解などは無いのだという見地からはムダな足掻きなのかもしれません。




 一切唯心造@この世のすべては心が造りだしたものだっちゅう見地(唯心論)から言へば、この世には人の数だけ世界があり得まふ。しかしその背後に、我々には分からないが唯一つの真の世界があるのだっつう設問は、形而上学的であり永遠に証明でけんのですから議論しても無駄であーる!と言うのがカントの不可知論。ドヤ?空転する実在論なり。タハハ