3月22日(金)なぜ物流が大切かを今思い出したボケ頭

 白っぽい晴れ。8℃〜18℃と暖か。ケヤキの新芽がほころび始めました。4月になるとケヤキの花も満開になります(ちっこいから目立ちませんが)。



 そうそう昨日は何で物流の話しなんか始めたのかな?って途中ですっかり忘れてましたが、最近急速に進展を見せている運び屋ベクター(担体)の記事を読んだからだった。これはアデノ・ウイルス(AAV)などを使って体内の狙った臓器にまで特定の遺伝子を運び、そこで発現した遺伝子に特定のたんぱく質を作らせる。そのたんぱく質がその特定の臓器の治療に当たると。これだと手術しないでも、血液中に遺伝子を組み込んだベクターを注射するだけで治療できるからイロエロな応用が可能なんですぅ。最近では、馬鹿は品なきゃ治らないと言われていた認知症の治療も出来そうだと。脳内であるブッシツが不足して起きる鬱などの精神症状改善にも応用できるかも知れまへん。そのブッシツを作る遺伝子を脳内で発現するベクターに組み込んで注射するだけ。ああ、医療のしむぽには限界があーりまへんねぇ。どもども。
 ちなみに最近朝ドラで話題の若年性アルツハイマ-は、脳内にアミロイドβつう物質が蓄積して神経を毀してしまうために発症する。通常はネプリライシンつうブッシツがこのアミロイドβを分解するので発症しないのれす。このネプリライシンが遺伝的に、あるいは加齢で減少すると長い時間を掛けて発症しまふ。ここで脳内の神経細胞を狙ったヴェクターにネプリライシンを作る遺伝子を組み込んで血液に注入すると、脳内で不足していたネプリライシンが増加し、これがアミロイドβを分解して神経が毀れるのを防ぐと。一たん壊れた神経はなかなか再生しまへんから、初期の内に治療を開始するのが極めて大切なんすねィ。今後、軽度認知障害(MCI)の早期診断が重要になるゆえんです。精密な診断基準やバイオマーカーによる診断などに国を挙げて取り組むのが必要でせう。超高齢化社会を控えて、今の内に診断、予防を開始しないと諸君がボケる頃にはそこら中にボケた人が充満してしまいまふ。
 ま、その方が世の中はしやわせかもしれまへんが、その人たちの面倒を見る今赤ちゃんの人は大変だろうな!と他人事ながらしむぱいしてしまいまふ。ジャン



 がっはっは 2の6連 3月22日22時22分