3月6日(水)無用の長物か必要不可欠かは価値観依存

 晴れ。南寄りの風、気温16℃まで上がる。梅も満開。



 役に立つか立たないか?も実は塞翁が馬なのれす。価値の基準に依存するからです。今は役に立っていてもそのうちに無用の長物になったり、まったく役に立たないものが後で役に立ったりしまふ。事実の発見とともに、価値の発見がイノヴェーションの一つの契機になる所以です。この辺が学問の効用を評価する一つの陥穽でしょうか。工学的な発明は生活を便利にするという手段的な改善ですが、宇宙の秘密や生命の探求は人間認識に深みを与えたり我々自身をより良く知る助けになります。芸術も生活を便利にはしませんが、人生を充実させてくれます。合理的に効率を追求するだけではしやわせにはなれません。でしょ? とかrazyなもれが自己弁護してミタ。



 専用性と汎用性にも同じような裏腹はありまふねィ。若者には可能性がありまふが経験知や深い専門性はない、シニアには実績と信頼性はあるが柔軟な可能性が少ない。まったく新しい試みや分野間の融合には若者の感性が必要でしょうし、安定した社会にはシニアの手堅さが必要です。用途(価値?)依存ですね。何処でも通用する普遍性と、世界にただ一つという個別性もどちらがイイとは言へません。客観と主観はあざなえる縄のようにお互いを支え合うと。この項続くかも。