7月13日(月)統計の落とし穴

 こんにちは。晴れときどき曇り。陽射しが強い。





 ときおり統計に絶対的な信頼を寄せる科学オンチを見かけ
ますが、これは統計の大前提を見失ってる人に多いですぅ。
つまり「サンプリングは偏らずにランダムに選ぶ」つう事です。
これの検証が大切。この前提が守られていればかなり少ない
サンプル数でも正しい結果を推計できます。これが恣意的だと
多くのサンプルを集めても結果は出鱈目っつうことです。



  



 科学的とされる議論でよくあるのは、議論自体は精密に専門
知識を駆使してみっちりと行っているのに、肝心の前提に小さ
なウソが隠されている、というもの。これは騙され易いですぅ。
温暖化議論にも一部これが見受けられますね。プ








 最近の選挙速報は良く当たるようになりましたね。出口調査
だけでもほぼ完璧に当確を出せます。必死でやればできるじゃ
ん。とか他の恣意的な調査のデタラメさ加減を見ていておもた。
ネットでの調査とか街頭での調査なんてもうそれだけで対象に
かなり偏りがあるからね。完全ランダムってむずかすいですぅ。







 1億人の視聴率だってランダムなら千人のサンプリングで数%の
誤差で推計でけるよ。でも最近は録画とかヨウツベだけって人
の多いしね。プ








 ところで、おもすろい話しを聞いた。「人は見かけによる」
って本があったよね。それで見かけとはなんでしょう?
ここに美人の研究家ってえのが居て、「美人とは平均であーる」
という説を唱えた。う〜む、一見頷ける意見じゃね。でも平均
なら正規分布の統計でいえば一番多いエリアぢゃねえかい?







 でも、この研究家は女性の写真100人をコンピュータに入れて
平均を計算して平均顔を出したら、確かに美人だという意見が
多かった。でも実際の美人は少ないよね。なんでなの?








 この解は実は統計の落とし穴にあったのです。顔の特徴は数十
個所あります。目の大きさ、位置、眉毛、ホッペ、口、唇、鼻、
おでこ、色んなとこの皺などなど。これら各部位の平均はそれ
ぞれ一番多い特徴ですが、その全部が平均に一致している人は
実はとても少ないのです。6割の部位が平均に一致している人は
大勢います。そこで「お化粧とは自分の顔の部位で平均から離れ
ているところを平均に近づける作業だぁ。」とか宣言しておった。
ホントかどーかは保証の限りではありませんが、一脈の真理は
(心理は)ありそうですね。プ



 


 ネアンデルタールの美人は出っ歯で奥目?南洋には南洋の美人がいる
し、北欧には北欧の美人がいるのですから、その土地その時代の
平均顔が美人であるという説には説得力がありそうです。が、
美人の定義があやふやですから、これも科学的な検証には馴染ま
ない部類なんでしょうね。爆笑






 生まれながらの特徴は変えれないのですから、他から見た自分
という自己認識の欠点の一つが、こんな見方なんでしょうね。
でも、しかし、「意思あるとこに道有り!」つう心理は林真理子
さんを見て、つくずく感じた次第です。








 麻生さんの決断!って最後までグズグズでしたね。8月末ぢゃ
任期切れと変らんぢゃないのん?一寸先は闇の政界でこんなに
ノンビリしててもイイのかな???