厚顔無恥が腐敗の素

こんにゃちは。曇り時々晴れ。遠方朦気で霞み、むし暑い。
夏日2つ日。海山の季節は近いね♪






スーパー行ったら、うなぎの蒲焼の店頭販売をやってた。試食など
をさせながら。でも長崎産や愛知産を謳ってるとこには客が寄り付
かないの。「国産ですから安心ですよ。嘘はつきません。」とか
呼び込みしてんだけど、お客は「ふん」って顔して通りすぎてる。
むしろ中国産と書いてある安いほうはときおりちらほら客がついて
いる。う〜ん、魚秀事件が効いてるなあ。ホントの国産もいい迷惑。
とか言っても国産は生産量の2割弱で殆どが料亭とかに出ちゃって
るから、スーパーに回ってくるのは1割以下らしいんだ。それにし
ては国産うなぎの蒲焼をスーパーでいまだに良く見かけるなあ?







「食品偽装」とかがまたぞろ話題になってるから、検索くんを
してみたら亀甲氏の07/9/27のエントリがヒットした。う〜ん、
このころから既にうなぎは問題になってたんだ。でも分っている
けど止められないと。しかし亀甲氏は偽装には強いな。耐震とか
食品とか。その前の07/06/23のエントリも結構良かったよ。







これも「皆で渡れば怖くない!」の範疇なのかな?その後、食肉
とかお米、イロエロな野菜の産地、お魚など、船場吉兆などの料亭
、飲食産業全体に拡がりを見せたが、そ知らぬ顔をして未だにやっ
ているところは沢山あるんだろうな。社会の体質。日本の食文化と
言っても良いのかもしれません。偽装で消費者も自己満足して喜ん
で薀蓄たれてるとか。プププ






中国では工業製品に偽装ブランドが出回っていて、ごく普通の状態
だったから、「けっ、実利主義の下品な国民性だな。どーしようも
ねえな。」とか馬鹿にしていたら、自国もそーだったとは、嗚呼!
要するにブランドにただ乗りして浮利を追うのは同じだった訳だ。
中国は工業製品が足りないし、日本は食糧自給率が低いと。







食品の自給率は大豆:5%、小麦:14%、牛肉:43%、魚:
57%、野菜:79% とかになってて、生姜、牛蒡、プチトマト
の偽装やうなぎとかアサリとか魚介類の偽装が表立っているが、
自給率のうんと低い小麦とか大豆製品はどーなんだろ。豆腐とかは
よく国産使用と出てるけどね。ま、差し当たり信じるしかないのか
な。ホントはもっと透明にして安全性もちゃんと検証するほうが
イイんだけど、国産と偽ると安全性まで偽ってることになると思う
んだ。






しかし、これだけ蔓延していてキツク罰しないのはお上も何がしか
のご利益を認めてんだろうな。「水清くして魚住まず」とか。プ
戦後だって合法の流通よりもヤミ流通が流行って、配給に頼って
いたら栄養失調でアボーンだったようだね。でも、恥を無くしたら
何でも有りの面白い世界が現出するかも試練から一概には言えない
が、恥があったほうが恥知らずにならなくってイイような気もする。
どーだろ、諸君の考えは?「恥の文化」なんて古いのかな???







では、今日はハジってな〜に?と言いつつ我と我が身を恥じながら
もやすみーー、また明日も暑そうだな。プールへ行ってこよ。