週末の政局談義と妄想

こんばんは。晴れ、ときどき曇り。やや暖か。
今日はみなとみらいまで行って来た。帰りに中華街でフカヒレ饅頭を
お持ち帰り。これは明日食べよう。初冬の弱々しき日差しの中、ご機嫌で
帰宅いたしました。




さて政局は膠着してネジレ国会でもいまだ大人のプロセスを茂作中。
ジミンも強硬採決連発の夢はどこへやら、すっかり攻守所を変えて
「証人喚問は全会一致じゃなきゃいやだい!」などとだだを捏ねています。
テロ新法も「もうどーでもいいや」みたいな雰囲気ですが、これは
1.時間切れ→審議未了→廃案
2.継続審議→閉会中委員会で審議
3.参院否決→衆院再議決→問責→解散
                    →シカト
4.再延長→審議継続→1.OR3.
とかいう4ケースが考えられまする。




で、ありそうなのが3.のケースか4.の後60日見做し否決ルールで
3、のケース。何れにしろ3.になるかも。で、3.の〆は解散かシカト
かはソラマメ殿下のプライドにかかっています。ま、今の情勢ではシカト
でしょうね。何しろ解散しても仮に与党で過半数は取れても2/3確保は
非常に厳しい状況。与党が2/3取れなきゃネジレ状況は致命的にデッド・
ロックに乗り上げまする。




一方、野党も過半確保は難しいから政権の大チョンボ年金問題みたいな
やつ)を待ちたい姿勢。なんと言っても、今の国民が燃えるのは欲に絡ん
だ内政問題で外交じゃない。





ま、両方とも早期解散は嫌だし問責もシカトされるとカッコ悪いという
思惑がもし一致すれば、14日参院否決で会期末の15日衆院再議決でその
まま問責出す暇もなく閉会つう隠し技も無きにしもあらず。セコイけど。
普通に考えればハジを忍んで政権にしがみ付きなんとか洞爺湖サミット
をコナシタ後、来年の秋ぐち解散つうストーリーでしょうが、そんな
政党本位の思惑よりネジレた位置での政策本位の審議の仕方を早く探り
当てて、真の討論国会になることを望みますね。衆参両院の第一党とも
そんな眼で国民から見つめられて次の総選挙で結果が出るということを
少しは解ってきた様子も見られます。





で、防衛省問題も守屋氏が日記を焼いてりゃ、もうこれ以上拡がらんかも。
キューちゃんもヌカちゃんも官僚とか記者出身で金がないから、汚れなが
らのし上がって北と容易に推測は出来るが、それじゃあ貧乏人はのし上が
れんのか、とか世襲に有利なことになってしまう。もうこうなると政治を
生徒会並みに綺麗にするか、渡世はどーあれ心の奥底に志があるかどうか
で判別するしかないのでは?とか無常観がただよいまスル。




汚れなければ出世はできぬ、出世しなけりゃ事業はできぬ。とか企業家の
進退とも重なるとこはあるよね。社内政治に強いつうのと、事業能力が
あるというのが全く独立の能力とすれば、世の中の経営者の半分は事業
能力がないつうことになりますから、企業の新陳代謝が起こるのでしょう。
「物事にはすべて理由がある!ワン!」では、もやすみー。