両刀論法

きょうは書くこと無いから修辞学のひとつ、いや詭弁かな?について。
諸君も良く知っていていつも使っているとは思いますがね。ぷぷぷ



有名な例:
ギリシャの青年が、弁論が上達したら報酬を払う条件で、弁論家に
入門した。しかしいつまで経っても報酬を払わないので師匠は訴訟
を起こした。師のたまわく、
「もし彼が訴訟に負けたなら判決に従って報酬を払うべきだ。もし
彼が訴訟に勝ったならそれは弁論が上達した証であるから約束により
ただちに報酬を払うべきだ。どちらにしても払わねばならない。」


で弟子の青年いわく、
「もしわたしが訴訟に勝ったら判決に従って報酬は支払わない。万が
一訴訟に負けたならそれは弁論が少しも上達しなかったあかしだから
当然報酬を払う必要はない。いずれにしろ払わなくても良いのだ。」


ね、いいとこ取りでしょ。最初の契約と判決のうち有利なほうだけ
取ってるからグルグルと回ります。ギリシャの自由人はひまだから
こんな事ばかりやってたらしい。ネット粘着もすこし似てるかな?



オレの貧乏くさいとこ、その1.
ヨーグルトとかアイスクリームのふたに付いたやつを舐める。ペロペロ
もちろん一人の時だけですが、これはもう貧乏っぽいを越えてます。


格言:金が集まるのは人々を楽しませる人の所か、人々を困らせる人の
ところかのどちらかです。ごく普通の人のところは素通りします。