ノロくん

なんか猛威を振るってるらしいね。数年前のSARSを思い出すよ。
近辺でもちらほら被害者が出始めている。手や飛沫だけでなく、空気
感染するとこが恐ろしい。俺はパリの水道水や北京の非典を潜り抜けて
きたツワモノだが、ノロつうのは使い手だな。各々方、油断めさるな!


直系0.03μのビールスはマスクなんかはすり抜けるし、アルコール消毒液でも
生きのびる。SARS以上のしぶとさだ。で、一たび感染したら、
とてもトイレまで間に合わぬ程の素早さで汚物を上から下から撒き
散らす。なんとも遣り切れぬ厄介者よ。一体何処から来たのだろ。


アメリカのノーウオークで発見されたのが最初らしい。ま、ウイルス自体は
昔からいて、主に発展途上国の幼児が感染してたらしい。一回罹った
あとの免疫が1年位しか続かないのも特徴だ。予防には流行病研究所の
神経質そうなおばさんが言ってた三つの大切:
手洗い、手洗い、手洗い。外出後のうがい。洗面も重要。(ほんとは
外出せずに霞みでも食ってたほうが一番安全なのだが、大方の人は
そうも遺憾罠。)



ウイルス研究の方から言わせると人類の未来は真っ暗だそうだ。今でも
なんで人類が生きているのか分らないほど、この世は恐いらしいぞ。
ま、あまり生ものは食わずにヴィールスと共生するくらいの心掛けが
必用ですね。って、おれの手軽な夜食の余った刺身はどーなるんだい?