苛め

秋の始めともなるとまたぞろ、心が荒れてざわついてくる悪寒。
ごく単純化すれば、「動物つうのは他の生き物を喰らって存続する」とは
言えまいか。そして「全ての生物は他を蹴落として存続する」とも言える。
人間を含めたコロニー型動物は一見仲間内で助け合い、分け合っている様に
見えるが、群れとして他を効率よく喰らっているだけではないのか。



って言うのと、直接関係はないが、最近メディアでよくみるいじめを
考えた。大勢迎合能力に劣る正義感の強い子や個性の強い子が仲間外れ
になって苛められるケースが多い。逆に貧乏とか汚いとかおとなしい
子も標的になっている。苛める側は唯が独尊サル山ボスとその迎合一派、
今回の復党劇をみていたら、政治家も児童も変らんなあとふっとおもた。



動物世界も以外と残酷で、弱くて劣ったヒナは巣から蹴り出されて死に
至ることは多い。自然淘汰なのかなあ、と思うとますますこころ塞ぐ思い。
閉塞主義もこの辺が唯一の弱点だろうな。子猫殺し事件ではないが。