姓名

キョロンとしているヤドカリさんも可愛くて可哀そうだったが、こんどはメキシコのお話。付近のブログを覗いてたら、「夫婦別姓とお墓の問題」なんてのに脳を少し刺激された。まえに嘘か真か「メキシコでは80%がシングル・マザー」なんてデマカセを言った事がある。この時に「メキシコでは夫婦別姓で元もとの姓を名乗り続けるからシングル・マザーでもなんの問題も無いのだよ。」とかゴリラが言っていた。「うん、そうだね。それなら何の問題もないね。」とかノーテンキな俺は思ったものだが、「でも子供の姓名はどーなんの?」とテキーラで痺れた頭で質問した。「元々、スペイン語圏では:自分の名前ー父方姓ー母方姓 が普通だ。例えば:カロリン(自分の名前)・ハラグロス(父方姓)・フェルナンデス(母方姓)てなもんだ。で、この娘が結婚したらたまに夫の姓を後に付ける事もある。カロリン・ハラグロス・フェルナンデス・DE(ド)・マルコス(夫の名前)・マヌケス(夫の父方姓)・ワロス(夫の母方姓)とか。で子供は両親の父方姓を貰う。例えば:セコス(子供の名前)・マヌケス(父の父方姓)・ハラグロス(母の父方姓)とか。でもセコイ層は名前を3つに絞らず長い姓名もあるぜ。」とゴリラにしては以外と知的な返答。俺は濁った頭で更に追求、「でもそんなにシングル・マザーが多かったら、父親知れずもいるんだろう?そん時はどうすんだい。」と聞いたら、「その辺はあまり詮索しない方が身のためですぜい。」といってぎょろっと睨みやがった。

そう言えばメキシコは曲がりなりにもカソリックだったなあ。