1月30日(木)あっと言わされてしもうた

 薄曇り午後一時雨。5℃〜16℃。南風強し。久しぶりのお湿り。





 リケジョの鏡:小保方晴子さん

 がコロンブスの卵とコペルニクス的転回とセレンディピティの3乗をやってのけますたよ。ちょっとしたストレスを与えるだけで万能細胞ができちゃいますただ。最初にNatureに出した論文では「こんなふざけた論文かくんじゃねー!愚弄するにも程があるっ!」と怒られちゃった。だけどしぶとくデータを集めて今回は査閲をとーったとか。レモンティーくらいの弱酸性液に浸すだけで細胞が万能化しちゃうなんて、山中教授も顔負けの業績を若干30歳のポスドク研究員が上げたので全世界が驚愕。しかも白衣の才媛じゃなくって割烹着で研究していると言ふ庶民派。いや〜、万有引力アメリカ大陸の発見、はたまた地動説、進化論に匹敵する発見かもね。生命科学にはこんなネタがまだまだゴロッゴロ隠れているような予感!ほんと嬉しくて涙が滲んだよ。








 裏腹シリーズ:細胞

 皮膚や消化器系の細胞は分裂し死んでは生まれる新陳代謝によって恒常性を保っています。一方、神経細胞などは一度できたらずっと生きていて、細胞の内部環境を整えることによって恒常性を維持します。前者は頻繁な分裂の際の転写ミスによるガン化のリスク、後者は内部環境を整える機能が衰えて老廃物が溜まるリスクがあります。いずれも永く生きたことによる老化のリスクと言えましょう。細胞がリフレッシュでけたら不老不死に近づけるかもね?








 「現在」とは:

 過去は必然、未来は偶然、その境界をかき分けて進むのが現在だすぅ。例えて言へばファスナーのスライダーですかねぇ?過去はかっちり閉まって開きません、未来はオープンで可能性がいっぱい、現在は可能性を閉じつつ進むスライダーと。でもこのファスナーは非可逆で、一度閉まったら絶対に逆戻りできません。