2月七日(木)けふもまた植物について(緑のそよ風を渇望するなりっ!)

 うす晴れのちうす曇り。一転13℃まで上がり暖かし。期待の春一番は吹かなかった模様。


 動物には循環器系があって心臓と言うポンプが全身の血液循環を駆動しています。では植物はどうやって体内の化学物質を運んでいるのでしょう?道管と篩菅という維管束システムがありまふ。道管では根から吸い取った水分や栄養分を葉や芽に運びます。篩菅では葉で作った糖分を根や体全体に運びます。
 道管では葉っぱや茎の気孔から水分を蒸散させて根からの水分を引き上げます。でも湿度が100%で水が蒸散しなくても引き上げられるから、毛細管現象もあるのかな?一方養分や植物ホルモンを必要なところに運ぶ篩菅はどーやっているのでしょうかっ。これは圧流説が有力です。ブッシツの濃度が濃い方から薄いほうに濃度差の膨圧を利用して移動させるというものですね。人間の血液は1分間で体内を1周しますが、植物では1時間に30cm〜100cm程度の速度です。でも植物は時間がいくらでもありますからこれで十分なのれすぅ(何千年も生きる木なんかもありますからね)。
 最近の研究では植物ホルモンを細胞内から出したり、または細胞内に取り込んだりする輸送体という植物タンパクの同定が盛んです。例えばアブシシン酸(ABA)という乾燥ストレスに対応したホルモンは維管束で作られ葉っぱの気孔に運ばれて気候を閉じさせ、水分の蒸散を防ぎますが、この輸送体(出すのと取り込むのとがいくつかある)が最近発見されました。このような研究により乾燥につおい植物を作って食料の象さんに努めるそうです。科学技術の発展は留めようもなく、人類の蔓延りには歯止めがかかりませんねぇ。タハハ  いや食料ばかりではなく、植物起源の医薬品やサプリメントもたくさんありまふから、人間は植物に足を向けて寝れまへんねぇ(そんじゃ、どっちに足を向けるのだえ?お空に向けて寝るべしべし♪)。