9月20日(土)

こんにちは。雨?が降ったらしい。のち晴れのち曇り。
不安定な空模様。

佐渡さんの話を聞くと、指揮者ってただ正確に振ればイイってもん
じゃないようですね。ベースにそれはあるけど管理ぢゃなくって
創造だから生命のゆらぎのようなものが必要だって。そうぢゃ無け
ればメトロノームだって指揮できちゃうもんね。バーンシュタイン
に一度だけ怒られたことがあるらしいんだけど、強弱つけて譜面
通りに4拍子ふってたら「指揮者はものを整理するひとではなーい、
音楽を創造する人であーる。」だってさ。それで彼自身はオーケス
トラをアーキテクチャ(建築)に擬えて現場監督のようなものだと。
構想を楽団員を纏めて巨大な楽想に作り上げる一度しかない構築物
ですって。だからスコア読んで原符も読んで何日も楽想を練って
それでも最後の瞬間しかスウィッチが入らないことがあるんだって。
「音の構築物」って形に残らないからこそ鮮烈なのかもしれない。
花火みたいに記憶の底で何時までもいつまでもこころを暖め続ける
なんてイイよね。ほんとにこころから音楽が好きな人だと思った。
中学の頃からの夢を未だに抱えている少年みたいな人だな。


堀田さんの話を聞くと、好きなことを楽しんでやるのが一番らしい
ね。それと肩書きとかで偉ぶっちゃいけない。気持がへばると体も
へばる。好きなことヤッテル人は身体もげんきだよー!それにホン
トに好きなものしか続かないしね。それに人のためよりも自分の為
という方が続くらしい。でもね、人が喜んでくれると自分も豊かな
気持になれるし、人の笑顔が自分の元気の素になるよ!つうのも
共感できた。ホルホル