high noon

これは引用です。

散歩中にケンカに出くわす。
小4か小5くらいの男の子同士のケンカで殴り合いであった。ボコボコというよりはポコポコという感じの殴り合いで、数秒間お互いにパンチを繰り出しやり合ったと思ったら、
その後は180度反対の方向に向かって走り出して行った。
私から少し離れた、道の遠くでほんの一瞬繰り広げられた真昼の決闘だった。歩いて行くうちそのケンカの当事者の一人、少年サッカー団でトップ下でも任されていそうな短髪で日に良く焼けた運動神経の良さそうな少年とすれ違う。
少年は人目もはばからず、大粒の涙を流し声をあげて泣いていた。
悔しくて悲しくて、泣けて泣けて仕方がないという様子であった。
何かでもそれがとても良かった。羨ましいとすら思った。
大人になると、それが男であるなら尚更、感情を吐露しぶつけ合うことはなるべく回避しようとするし、暴力なんてもっての外、人前で涙を流すことなんて決して出来ないのでる。それがあんな風にお互いの感情をぶつけ合い、拳さえ交え、そして泣くことが出来る。彼らはなんと健康な少年期を送っていることだろうか。
ケンカをしていた少年たちには大問題なんだろうが、休日の昼間にとても良いものを見せてもらった気がする。
明日は学校、たぶん教室や廊下で顔を合わせる筈の少年たちはお互いどんな顔をしどんな態度で接するのだろうか。
非常に気になる所で、出来れば彼らの通う小学校に押しかけ、成り行きを取材したいと思うのだった。絶対に無理な話しなのだが…。

とても気に入ったのでコピペしたのだが、どこのブログだったのか分らなくなってしまう幼稚園児なわたしであった。イチャモンついたら、直ちに消します。取り合えず2重カッコは出来たようだ。