1月8日(木)ウィ ムッシュー、シルブプレ!

 快晴な真っ晴れ。3℃〜10℃、40%。夕焼け空にカモメが乱舞。やはし遊びは鳥類の生き甲斐だな♪







 立ち読みシリーズ:21世紀の資本(トマ・ピケティ)・・・これ英語だと機関車トーマスなんだろうな?

 去年から米国を中心に話題になっているつうんで、立ち読みしてミタ(訳者は山形浩生他)。600ページを超える大冊なので重かった。故に表紙と目次、前書きのみ概覧す。後はお経の早読みみたいにバーっと頁をめくる。うん、分かったっ!r>g つうのが肝だな(ってこれは表紙に書いてあるんですが)。資本収益率(r)が経済成長率(g)より大きいと、資本主義では必ず格差が拡大すると。rは資産家の(働かないでも入ってくる)所得成長率で通常5%くらい、gは勤め人の所得成長率(経済成長率に比例する)で通常は2%もない。だから経済成長率が鈍化すると、資産家と無産家の所得格差はどんどん拡大すると。社会不安定を避けるべく、この格差を解消するには、所得税から資本税に移行すべしっ!しかもTAXヘブンに逃げないように、グローバルに実施すべしっ!つうかなーり正論紅茶?ここで手が疲れ杉たので、もっと軽い(いや重さがですよ)本に移行。

 まず5分で分かるピケティ(苫米地さん):これは1分で読了。数式はあるがイヤミのみ。働いたことのない学者の空論だと(一部納得)。第一仮説:α=rxβ(where α:資本所得の総所得との割合、β:資本所得比率、r:資本収益率)、第二仮説:β=s/g (where s:貯蓄率、g:成長率)なんだと。

 次に10分で分かるピケティ(竹信さん):これは格差解消の左翼的見地からの解説。しいてはアベノミクス批判に結びつけている。ピケティを神格化し過ぎ?でも一番分かりやすいですぅ。ほっとけば拡大する格差縮小には、所得累進課税相続税強化?

 最後に30分で分かるピケティ(池信さん他):これは時間が無いので手に取って目次見たのみ。ピケティ氏本人へのインタビューとかイロエロな経済学者の意見が入っているので30分で流すにはイイかも。中間層の壊滅が資本主義の終焉になるのか?肯定的なのか、批判的なのか、判別でけず。



 ちなみに明日の23時からEテレでピケティさんの白熱教室が始まるとか。少なくとも、初回は見てみようかとおもたですぅ。ネットでも論客の賛否両論がたくさんありまふから、覗いて見るのも一興。ども。