うす~く雲の覆った晴れ時々薄曇り。11.8℃~21.3℃、58%。3900歩。
AIの本質とは:
生成型AIであるGPT(ジェネラティブ・プリトレインド・トランスフォーマー)の本質は言語に特化していることです。生身の人間が五感すべてを使って知能を形成しているのに対し、抽象化された概念操作を高度に行うのがGPTです。そしてその基盤はLLM(ラージ・ランゲージ・モデル)となります。
そしてあらゆるコンピュータと同様にその特化した性能を計測するためのベンチマークが研究されております。GPTに関してはその推論能力のレベルがベンチマークされます。その結果、数字や言い回しを少し変えただけで混乱する、問題文が長くなって複雑化すると正答率が下がる、という特徴が見出されました。プロンプト・エンジニアリングが有効な所以です。
もともと現在のGPTは過去の膨大なデータで訓練されたパラメータ設定を行っていますから、役所の前例主義的なものと似ています。即ち五感を動員した人間のように創造的(想像的?)な推論をすることが出来ないのです。(役所の仕事の合理化には力を発揮するかも?)
これを発表した論文は公開の投稿サイトに掲載されたものですが、大手メディアや株式市場関係者は完全に無視しています。AIや関連する半導体株に影響がでることを怖れているからです。即ち「見たくないものは報道されない」と。最先端の技術動向に関して、この態度は自らの首をしめるものとなるでしょう。
この世界は願望によってではなく、事実によって駆動されるものですから、厳しい現実ほど熱心に報道しないと、とんでもないことになりまふよー!ね、ジャーナリストを名乗る方々へ。どもども。