11月11日(月)月と稲妻。

 曇り時々晴れ。13.7℃~20.7℃、77%。6600歩。久しぶりに20℃超え♪

 

 美術鑑賞:

 マイカー(電動ずてぃんしゃ)を飛ばして日本橋方面に進出す。用事を済ませた後、高島屋に寄って地下食品エリアで崎陽軒のチャーハン弁当と米八の栗ご飯を購入する。ついでに6Fの美術画廊に立ち寄ったら、岩谷晃太展をやっていた。

 この人は日本画出身だが保守と革新のハイブリッドで「月と雷」をモチーフにしている若干35歳の俊英だすぅ。ご本人も在廊していて説明してくれた。伝統を継承し、そこを基軸に刷新を図る不易流行を唱える。その象徴が「月」と「稲妻」となります。その対比が鮮烈で強い印象を与えます。

 雷は夏季は上から下へ放電路が伸び、冬季は下から上へ伸びるのが多いそうです。この時の枝分かれは川の流れと逆で、進行方向に広がります。放電路が確立されると逆向きのリターン電流が走りこれ以後は視認できます。その後正方向の先行放電が起き、それに対するリターン電流が発生し、というように短期間に大量の交流電流が発生します。

 つうような科学的機序は別にして、静かな満月と激しい雷光の対比は思いもかけない緊張感を生んで画面に迫力を与えます。ほとんどの作品に売約済マークが貼ってあり、完売作家と称されるのもむべなるかな。

 この方は4浪して東京芸大に入り、博士課程まで修了している努力家です。今後の活躍が楽しみですねィ。アハハハハ