8月7日(水)立秋。争いは生物の本質なのか?(いや、そーではない。反語)

 今日も、もくもく曇り時折晴れ間、夜に入りゲリラ雷雨襲来す。27.4℃~34.6℃、55%。3900歩。熱帯夜&真夏日!あっ!すぐ近くに雷が落ちただよ!ブルブル

 秋立ちぬ目にはさやかに見えねども、これからは色んな所に秋の気配が感じれますよ♪

 

 79年前に想いを馳せて:

 人間性としていっちばーん大切なものは何でしょう?それは愛や共感、友情や親切などではないでしょうか?

 この人間世界の一番の不条理は何でしょうか?それはこれら人間として一番大切なものが、最悪のもの、憎悪や排除、妬みや意地悪などの元になっていることなんです。

 イン・グループ(身内?)では良いことが、アウト・グループ(他者?)には悪となります。進化の過程でオキシトシンという愛情ホルモンを発達させて、仲間同士で助け合って生きてきた人類は、それが元で仲間以外のものを徹底的に排除することになりました。

 一旦アウト・グループとみなしたら、それは敵であって人間とは見なさないんですね。だから同じ人類にも原爆なんて使えるんですね。仲間には優しく、敵には厳しく!という本性が全ての争いの原因となります。

 では争いを無くすにはどうしたら良いのでしょうか?それはイングループを拡大するしかありません。最終的にはすべての人類が同じグループになったと錯覚させるしかありません。

 この良い例が中世のヨーロッパで、城塞ごとの叩き合いから、国民国家が出来て、EUにまで統合されました。そしたら犬猿の仲だった仏独が今は仲良くなってます。また父祖の地ではいがみ合ってる民族も、ユナイテッドステーツでは頃しあいまではしませんよね?

 イングループの範囲をどこまで広げられるのか?これが今後の人類の課題です。がっ、各民族の文化や個性(アイデンティティ?)を残したままで、全体のグループ意識を維持できるのか?つうところが最大の課題となるでしょう。

 でも、合衆国や中国、ロシアなどの多民族国家では、今まさに失敗を繰り返しつつ、この課題に挑戦しているんですね。そこんとこヨロピコ♪(準単一民族国家のぬるま湯な日本から世界を見て考える。)どもども。