7月16日(火)後の藪入り。鷹乃学習。政治・経済・社会はすべて不完全な人間が動かしているんだすぅ。

 曇り午後から雨、次第に強まる。22.6℃~27.3℃、73%。湿度高くむっし蒸しの夏日。

 

 裏腹シリーズ(続き):

 共感や愛情が強いほど闘争が増えるという、一見逆説的な説を述べた。群れで暮らしていた原人の協調性がそのオリジンにあった。生き残るためには仲間の結束が大切で、仲間でないものを徹底的に排除する仕組みが、自然に育って行ったと考えられます。

 愛情が深いほど憎悪が大きくなるという心理作用もあります。まったく無関心なもの同士なら争いも発生しません。ウクライナとロシア、韓国と北朝鮮などは近親憎悪の一種なのかな?近いが故の争いなんて、なんか切ないですね。

 ではこの状況はどうしようもないのか?愛情や共感という人を結び付ける性質は無くすことができません。愛情や共感無しでは生きている価値がない。だがその副作用が大きすぎると、生きてはいけない。

 これには解がないように思えます。人類の歴史で争いが絶えたことがない理由です。それ故、争いはある程度是認するにしても、人類滅芒に結びつかないようにするしかありません。それには人類の理性に賭けて、絶滅兵器、極悪兵器の管理を進めるしかないような気がします。さて、できるかなー?できないだろうなー?

 今の世界の指導者は、地政学だの、経済関係だの、資源問題だの、が真に現実的な問題だと思てるけど、本当の危機は人類の心の隙間に宿っているんだすぅ。ナカマ、ナカマ!テキダ、テキダ!