4月21日(金)葭始生。公園は西欧文化の要なり。

 薄く♪雲の掛かった薄晴れ、夕方から薄曇り。17.9℃~26.8℃、49%。3900歩。夏日♪南風少し強かった。

 

 公の園(その)とは:

 気が付いたら今年は都立公園開園150周年なんすね♪明治6年1873年)に最初の公園となる上野公園、芝公園浅草公園、深川公園、飛鳥山公園が開園しました。これらはみな寺社の所有地です。西洋の真似をしたとは言え公園の大切さを認識したのは流石に明治の元勲たちだすぅ。

 その後大名屋敷跡地や実業家屋敷の跡地、郊外の名勝地などを次々と公園にして、今や72の都立公園と9つの都立庭園、5つの都立動物園、植物園、水族園、文化園がありまふ。全部合わせると86の都立園がありますですよ。ま、こりは都市公園としては極めて多い方だと思いまふ♪そしてその中心に緑深く自然豊かな皇居緑地があるです。

 それらは都会の緑地として極めて重要な役割を担っておりまふ。草木類は言うに及ばず、昆虫や野鳥、たまに野生の動物(タヌキなど)も視認されまふ。都市の中の生物多様性はそこに住む人間にとっても心身の健全化という点からとても大切なんすね♪

 しかるに都立明治公園とその近傍の緑地が再開発され、貴重な都市緑地から1000本近くの樹木が伐採されると言ふ。都内の一等地を遊ばせておくのは勿体ないとの銭ゲバ的発想に立てば、これには一理ある。すかす自然と言ふのは一端棄損されれば、その回復に百年単位の年月を要するものなので、短期的な利益に目が眩んでは遺憾ぞなもし!ねえ、緑のタヌキさまご一同。ジャンジャン

 パリ市街なんかは数百年も変化なし、東京は1年見なければ様変わり。変化を是とするか、変わらないのを是とするか?最近はいわゆる極右とゆわれる方々が、急進的な変化を求めるので困るのことよ。むしろ革新とゆわれる方々が変化に逆らっているように見受けれまふ。ま、そのうちどこかで大逆転が起きるのかもしれまへんねぇ。ジャンジャン